東京都23区の教育事情 まとめ記事

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記事概要 東京都の23区の教育事情のまとめ記事です。随時更新するかもしれません。教員の目から見た東京23区の教育環境の印象とかを書いています。なお、23区の順番は全国地方公共団体コードの順になっています。

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記事一覧

千代田区

東京都千代田区の教育事情……番町小ルートの復活?
首都東京の中心、千代田区。学齢期の生徒の減少にともなう統廃合を経て、区内には麹町中と神田一橋中という2校の公立中学校と、区立の中等教育学校(中高一貫校)である九段中等教育学校があります。区立中学への進学には学校選択制が採用されていますが、「...

中央区

中央区の教育事情……お江戸はやっぱり「日本橋」
1平方メートル当たりの地価が6千万円に迫り、正に「土一升、金一升」そのものといえる、地価日本一の銀座地区を抱える中央区。都心部の宿命ともいえる人口の減少に伴い、小・中学校の統合が進んだ結果、中学校の数は一時3校にまで減少しました。しかし、都...

港区

東京都港区の教育事情……青山、赤坂、六本木に白金
「青山、赤坂、六本木」という地名を聞いて、私たちはどのような言葉を思い浮かべるでしょうか。また、白金(「しろかね」が正しい読み方です。知ったふうで「しろがね」と発音してはいけません。〇〇丸出しです。くれぐれもご注意を)にはどのようなイメージ...

新宿区

新宿区の教育事情……多文化共生の最先端
「新宿」と聞くと、「日本一の歓楽街」という、(やや好ましくない)イメージばかりが強調されがちですが、実は児童・生徒の学力は高く、保護者の教育熱の高い地域です。その裏付けとして、都立日比谷高校が東大合格者数日本一を謳歌していた時代に、日比谷高...

文京区

東京都文京区の教育事情……高師がある、師範がある
古い話になりますが、第二次世界大戦前(戦前)は、「中学」といえば、義務教育を終えた12歳以上の男子が、入学試験を経て進学する5年生の中学校(いわゆる『旧制中学校』、東京府であれば府立第一中学校が現在の都立日比谷高校)のことでした。ちなみに女...
東京都文京区の教育事情……小・中学校の適正配置
「文(ふみ)の京(みやこ)」を標榜する文京区には、現在、区立幼稚園が10園、同小学校が20校、中学校が10校と、覚えやすい数の学校(園)がある。   その中で中学校に注目すると、中学校は、新制中学として昭和22年(1947年)に第一中から第...

台東区

台東区の教育事情……東京第1位の……
「上野」や「浅草」という世界に名だたる2大観光名所を擁する台東区。しかし、昭和22年に、つまり、第2次世界大戦後に東京市下谷区と東京市浅草区が合併して台東区が誕生したことは、知られているようであまり知られていません。また、上野地区(といって...

墨田区

墨田区の教育事情……巨人・大鵬・卵焼き
「巨人・大鵬・卵焼き」といえば、昭和40年代の子どもの(大人も?)大好物を表す、当時の誰もが知る流行語です。プロ野球の読売巨人軍の主軸で、世界のホームラン王となった王貞治さんは、墨田区で育ち、本所中学で学んでいます。昭和の大横綱である大鵬関...

江東区

江東区の教育事情……江戸が起源の「水彩都市」
隅田川と荒川(放水路)に挟まれ、東京湾に面する江東区。江戸時代に干拓された地に人が移り住み、富岡八幡宮や亀戸天神を中心に発展してきましたが、昭和30年代には都内で発生するごみの埋め立てによる、異臭やハエの大量発生が原因の「東京ゴミ戦争」が話...

品川区

品川区の教育事情……品川教育ルネサンス -For The Next Generation-
東海道の第一宿として江戸時代より栄えた品川の地。JR品川駅の所在は、品川区ではなく港区ではあるものの、区内には14の鉄道路線が通り、40の駅があるなど、東京の交通の要衝という地位に今も変わりはありません。  さて品川区は、義務教育学校の運営...

目黒区

目黒区の教育事情……目黒の東大 目黒に東大?
「目黒のサンマ」の落語も、それにまつわる9月のサンマ祭りも全国的に有名ですが、芸能人が多く住み、自由が丘や青葉台という高級住宅地やオシャレなエリアが広がるというイメージが際立つ目黒区。実は、文京区に負けず劣らぬ高等教育発祥の地という側面も持...

大田区

大田区の教育事情……23区最大の面積
中・小規模の町工場の集積地として、「京浜工業地帯の中核をなす区」という印象の強い大田区ですが、東京湾に面する海抜0m地帯から、田園調布などの海抜40mを超す高級住宅地まで標高差が大きく、坂の多い区としても知られています。東京湾の埋め立てで区...

世田谷区

世田谷区の教育事情……住んでみたい区・高級住宅街?
「等々力(とどろき)」「成城」などに代表される、閑静な高級住宅街が広がるイメージが強く、住んでみたい区としてあこがれの的とされる世田谷区。区内の90%以上を住宅地が占めるという数字も、その裏付けとなるかもしれませんが、昭和7年に世田谷区が発...

渋谷区

渋谷区の教育事情……ちがいを ちからに 変える街
「若者の街」「ファッションの街」「高級住宅地」など、さまざまな顔やイメージをもつ渋谷区。再開発の進むJR渋谷駅周辺には、新たな高層ビルが幾つも建ち、ますます人が、若者が集まる街に変貌しようとしています。文部省唱歌『春の小川』の歌詩に描かれた...

中野区

中野区の教育事情……統廃合の最先端
徳川家康により江戸に幕府が開かれ、江戸城下の人口が増えるにつれ、中野一帯は近郊農業の中心地として江戸の食を支えていました。幕府5代将軍でした綱吉の時代には「生類憐みの令」に基づき大規模な犬屋敷が設置されたり、鷹狩りの地に指定されたことで歴代...

杉並区

杉並区の教育事情……「西高東低」「南高北低」。ポルシェの売れるお得意先?
江戸時代に整備された青梅街道沿いに植えられた杉並木に、その名が由来するという杉並区。杉並区には、JR中央線に沿って発展した区という印象がありますが、嘘か誠かポルシェ車が最も売れる地域だそうです。また、その道の通には既知のことでしょうが、アニ...

豊島区

豊島区の教育事情……ソメイヨシノ誕生の地
新宿区や渋谷区のように、代表的な地名や駅名から区の名が瞬時に思い浮かぶ区と比べると、繁華街である池袋を抱えるにもかかわらず、豊島区にはその名にやや印象の薄いイメージがあります。一方で、区内には染井・雑司が谷という、著名人の眠る大規模な都営霊...

北区

北区の教育事情……教育先進都市・北区
東京都の北部に位置し、荒川を隔てて埼玉県と隣接する北区。昭和22年に王子区と滝野川区が合併して誕生しましたが、秩父を水源とする荒川を、隅田川と荒川(放水路)に分かつ岩淵水門の所在地としても有名です。JRの駅が都内で最多となる11駅もあり、ほ...

荒川区

荒川区の教育事情……国際都市「あらかわ」・子育て都市荒川区
都内で唯一の路面電車が運行される都電荒川線(通称「東京さくらトラム」)。荒川区三ノ輪と新宿区早稲田間を往復する「チンチン電車」を、大正期に設立された経緯から、往時を偲んで今なお「王子電車」と呼ぶ人が住まう荒川区。明治以降、荒川沿いの工業化に...

板橋区

板橋区の教育事情……いきいき子ども! あたたか家庭! はつらつ先生! 地域が支える板橋の教育
遡ること平安時代。当時は橋そのものが珍しく、石神井川に木製の橋が架けられていたことに区名が由来するという板橋区。そのような長い歴史があるものの、区民からは「特色の無いことが特色」というやや自虐的な声も聞こえますが、物価や家賃が比較的安く、昔...

練馬区

練馬区の教育事情……学びのまち ねりま
第2次世界大戦後の昭和22年4月、東京都に特別区制が導入され、千代田区を始めとする「22区」が誕生しました。けれど、板橋区から分離して練馬区が同年8月に新設されたことで、特別区は最終的に23区となりました。特別区の末っ子的な存在である練馬区...

足立区

足立区の教育事情……めざせ、「日本一おいしい給食」
湿地に育つ葦が(あまた)立つ、「葦立」にその名が由来するという足立区。東京府に編入されるまでは、小菅県の一部でしたが、いずれにせよ区名が「葦」や「菅」にまつわることから、元々自然豊かな地であったことが窺えます。また、埼玉県内に北足立郡、南足...

葛飾区

葛飾区の教育事情……生まれも育ちも、葛飾・柴又
映画『男はつらいよ』で主演した、故・渥美清による決め台詞で全国的に有名となった葛飾・柴又。川魚料理屋『川甚』の閉店が報道され、葛飾・柴又が話題になりましたが、「葛飾」イコール「葛飾区」ではなく、かつては東西南北の葛飾郡があり、その範囲は東京...

江戸川区

江戸川区の教育事情……小松菜・朝顔・金魚の一大産地
荒川(放水路)と江戸川(旧江戸川)に挟まれ、東京湾に面する江戸川区。古くは大部分が湿地帯でしたが、江戸時代の埋め立てで新田開発が進みました。その後も埋め立ては進み、総面積は23区の第4位となり、人口は70万人を超えました。葛飾区に接する小岩...

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