記事概要 東京都の公立学校教員採用試験の、2次試験の個人面接で使用する面接票の各項目の書き方を説明します。東京都教員採用試験の面接票を見ながら確認してください。今回は面接票の項目⑰の、東京都の教員を志望する理由を述べてください、面接対策について書きます。
面接票の書き方16 項目⑰はこちら
面接票項目⑰東京都の教員を志望する理由を述べてください。
私Garudaの面接票
私Garudaは面接票の東京都の教員を志望する理由の箇所に
- 私の父が以前、東京都の公立中学校の国語の教員として勤めていて、父のような教員になりたいと考えたこと。
- 研修や研究する環境に恵まれていること。
- 出身校や経歴に関係なく、公平平等に任用されること。
- 教員としての報酬に恵まれていること。
と書きました。
面接時の質問と対策
書いた内容をもとに、面接官から質問されそうなことと、その答えを用意します。
注 Q=面接官からの質問 A=私Garudaの解答
Q 父のような教員になりたいとありますが、どのような姿を真似ようと考えていますか。
A はい、生徒に真摯に向き合う姿を真似します。
Q お父さんはどのような先生でしたか。
A はい、生徒に限らず、誰からも慕われるような先生でした。
Q お父さんは国語の教員とありますが、なぜ英語の教員を志望したのですか。
Q 研修や研究する環境に恵まれているとありますが、東京はどのような点が充実していると考えますか。
A はい、東京全体を統括する教育センターが水道橋にあることです。
Q それ以外、他になにかありますか。
A はい、各市町村にも教育センターや教育研究所があることなど、組織が整っていると感じます。
Q 教員研修はなぜ必要ですか。
A はい、指導の質を上げるためにも、常に新しいものに着手していかないと、生徒の実態に合わなくなってくるからです。
Q 他に研修が必要な理由はありますか。
A はい、教育公務員特例法にもあるように、教育に携わる人は常に研究と修養に努めなければならないからです。
Q 出身校や経歴に関係なく、公平平等に任用されるとはどういうことですか。
A はい、東京都は主任教諭になるにしても主幹教諭になるにしても、すべて試験で公平に評価してくれるので出身地や出身大学、年齢などに関わらず評価してくれるということに魅力を感じました。
Q なぜそんなことをしているのですか。
A はい、尊敬する先生から聞きました。
Q 教員としての報酬に恵まれていることとは、具体的にどういうことですか。
A はい、他の道府県と比べて、給与が高いことです。
Q あなたはお金が魅力で東京都の教員を志望したのですか。
A はい、お金だけが魅力的ということではないですが、お金が同じ努力で公平な評価を頂けるというのは魅力的に感じます。
Q 教員は「ブラック」な仕事だとだといわれていますが、あなたはどう思いますか。
A はい、たとえブラックな仕事であっても、教員の仕事をしたいです。
私Garudaのように、家族や親戚に東京都の教員がいれば、その人のようになりたいというような理由は書けますが、何を聞かれてもうまく返答できる自信があれば、嘘でも「父のようになりたいと考えた」書いても何とかなるでしょう。ずるいと思われるかもしれませんが、親族に教員がいるというのは、「教員の仕事の話を聞いているかも」と感じさせ、少なからず面接官にいい印象を与えるのではないかと思っています。
返答を見てわかる通り、完全に用意された返答です。「教員研修はなぜ必要ですか」、に対する答えとして、「教育公務員特例法にもあるように」なんて表現、返答の準備として知っておかないと絶対に出てきません。もちろん私Garudaは、教育公務員特例法の知識なんてみじんもありません。だからこそ返答を準備しておいてください。
総括
私Garudaの面接票の内容をコピーする場合、もちろん返答の仕方もコピーすることをおススメします(もっといい返答の仕方があるという人は教えてください)。コピーできるところはコピーして、できるだけ面接票の内容を考える時間を減らして、面接練習に時間を割きましょう。
面接票の書き方18 項目⑱はこちら
コメント