記事概要 平成29年度の東京都教員採用試験の、一般選考論文A問題の論文校正の詳細です。私Garudaの論文がどうやって校正されたかを説明します。
論文の前半の校正はこちら
解答例
2 誤りを恐れず積極的に英語で意見を主張させ、自分の考えを表現する能力を培う。
(論)英語で話す力を養うには、「習うより慣れろ」が適切であると私は考える。
(例)私が関わった生徒には、失敗を恐れ、意見発表できない生徒がいた。そこで、どのような発言でも尊重することをルールとした結果、挙手する生徒が増え、自分の意見や考えを述べるようになった。人間みな十人十色の意見を持っている。しかし、状況や性格により意見や考えを主張したくともできないときがある。私が関わった生徒には、話そうとしている様子はあるのに、発言をしてくれないということが多々あった。
(策)そこで私は、英語で自分の考えを表現させるために、誤りを恐れさせない授業を行う。授業の基本として、ひとのミスや誤りをあげつらわないことを指導する。そして、英語での発言を活発化させるために、身近な話題でのディスカッションやペアワークを毎時間行わせる。対話に関する質疑応答を繰り返させることで、英語での会話に慣れさせ、自分の考えを表現する能力を培っていく。さらに、話し手の意図をくみ取らせ、賞賛させることで、発表者の意欲を高めさせる。加えて、1分間のスピーチを実施することで、論理的に考え、自分の考えを的確に表現する力を育んでいく。
これらの校正をまとめると、下のようになります。
2 誤りを恐れず積極的に英語で意見を主張させ、自分の考えを表現する能力を培う。
英語で話す力を養うには、「習うより慣れろ」が適切であると私は考える。私が関わった生徒には、失敗を恐れ、意見発表できない生徒がいた。そこで、どのような発言でも尊重することをルールとした結果、挙手する生徒が増え、自分の意見や考えを述べるようになった。
そこで私は、英語で自分の考えを表現させるために、誤りを恐れさせない授業を行う。授業の基本として、ひとのミスや誤りをあげつらわないことを指導する。そして、英語での発言を活発化させるために、身近な話題でのディスカッションやペアワークを毎時間行わせる。対話に関する質疑応答を繰り返させることで、英語での会話に慣れさせ、自分の考えを表現する能力を培っていく。さらに、話し手の意図をくみ取らせ、賞賛させることで、発表者の意欲を高めさせる。加えて、1分間のスピーチを実施することで、論理的に考え、自分の考えを的確に表現する力を育んでいく。
全体のまとめ
塾での学習指導でも、直面する課題の解決は容易ではなかった。けれど私は、学校という
そこで私は、
組織の一員として、学校長の学校経営方針に則り、生徒が自分の考えを的確に表現する力を育む指導に全力を尽くしていく。
総括
論文の校正の詳細を紹介しました。「柱・論・例・策」を意識しながら、論文を校正してみてください。
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