東京都教採 序論と結論の考え方と書き方 東京都教員採用試験

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記事概要 東京都の公立学校教員採用試験の、1次試験の論文の書き方を説明します。今回は教員採用試験の論文の「序論・本論・結論」の序論と本論の書き方について、解説していきます。
そもそも論文の「序論・本論・結論」がわからない、論文の書き方を読んでいないという人はこちら

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序論と結論の考え方と書き方

序論と結論に書く内容と、序論と結論の関連について

 序論と結論に書く内容を考える際に、意識しなければならないことは、序論と結論それぞれの「文字数」「問題文の中で何を問われているのか」「序論と結論の内容に一貫性があるか」
ということです。では、それぞれの内容を順に見ていきましょう。

文字数

 上段に添付しました論文の書き方の記事にも書いてありますが、あくまで序論と結論は「長すぎない」ことが大事です。むしろ序論と結論が長すぎると、論文の評価が下がります。序論と本論はそれぞれ最大120字程度に収められるようにしましょう。字数に関する詳細は上記URLを参考に。

問題文の中で何を問われているのか

 東京都教員採用試験の論文試験では、問題文の中で「何を問われているのか」を的確に理解し、問題に正対した答えを書くことが求められます。では実際に、東京都の教員採用試験の、令和3年度の一般選考の論文問題を見てみましょう。

令和3年度 論文問題Ⅰ
A問題
 年度初めの職員会議で、教務主任から、昨年度末に実施した生徒アンケートでは、「自分の考えや質問を述べて、積極的に授業に参加している」や「根拠や理由を明確にして自分の考えを述べることができる」に肯定的な回答をした生徒が少なかったこと、また、教科主任会では、複数の教科主任から、「授業で学んだ内容を自分なりに解釈したり、これまで学習した知識と結び付けて自分の考えを形成したりすることができていない」ことが課題として挙げられたとの報告があった。
 その上で、教務主任から、「今年度、各教科等の指導において、『言語活動の充実を図り、言語能力の向上を目指す』を重点事項にしたいと思います。」と示された。
 職員会議終了後、教務主任からあなたに、「先ほどの重点事項に基づいて、どのように学習指導に取り組んでいくか、具体的に考える必要がありますね。」と話があった。

問題
 教務主任の発言を受けて、あなたならどのように学習指導に取り組んでいくか、志望する校種と教科等に即して、具体的な方策を二つ挙げ、それぞれ10行(350字)程度で述べなさい。また、その方策を考える上での問題意識を明確にし、全体で30行(1,050字)以内で論述しなさい。ただし、26行(910字)を超えること。
引用 東京都教育委員会 令和3年度東京都公立学校教員採用候補者選考 第一次選考

論文を書くには、この問題文を読んだときに「問題文の中で、何を問われているのか」「どんな内容を論文に書かなければならないのか」ということを理解している必要があります。この問題文を元に、論文の中で中心に置く(核にする)部分はどこでしょうか。

教員採用試験の令和3年度問題Ⅰ 一般選考 A問題 の論文問題で中心に置くこと

 この論文の中心(核)にしなければならないのは、「言語活動の充実を図り、言語能力の向上を目指す」です。この部分を中心にしないと、論文が変な方向に進んで行ってしまいます。そして、「言語活動の充実を図り、言語能力の向上を目指す」を序論と結論に入れると、論文全体に一貫性が出てきます。
 この段階で、令和3年度のA問題において序論と結論の部分で何を書けばいいのかわからなかった、という人はこちら

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序論と結論の内容に一貫性があるか

 当たり前の話ではありますが、論文の中で「はじめ」と「おわり」の主張が異なると、論文としての論理性が失われてしまします。したがって、教員採用試験の論文においても、「序論」と「結論」の内容を統一する必要があります。      
 そこで、令和3年度問題ⅠのA問題では、「言語活動の充実を図り、言語能力の向上を目指す」を序論と結論の部分に入れるとよいでしょう。

私Garudaの、教員採用試験の令和3年度問題Ⅰ 一般選考 A問題 の論文問題の序論と結論

 上記に基づいて、私Garudaが令和3年度問題ⅠのA問題の、序論と結論の内容を書くと次のようになります。 

序論

私は生徒に、生徒同士のペアワークにより根拠や理由を明確にし、グループ内でまとまった意見を授業中に発言する機会を多く与えることで、言語活動の充実を図り、生徒の言語能力の向上を目指す。
(計90字)

結論

 教育の成果はすぐに出るものではなく、指導には継続が必須である。私は、英語の授業での言語活動の質を向上させ、生徒の言語能力の向上を目指す。
(計68字)

総括

 東京都教員採用試験の論文において大事な部分は「本論」です。私Garudaが書いた序論と結論は所詮、論文における枝葉の部分です。論文を書く際には、まず、問題文の中から序論と結論に用いる表現を抜き出し、序論と本論の一貫性を保ちながら、文字数に気を付け、序論と本論を書けるようになりましょう。
私Garudaの論文の序論と結論の作り方の詳細はこちら

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