記事概要 未来の中学校・高校の先生と生徒の関係の変化について解説していきます。本記事は、中学校・高校の先生と生徒の関係が今後どう変わっていくのかについて、私Garudaの推論を書いている記事です。あくまで私Garudaの自論を述べた記事です。
前回の記事はこちら
先生と生徒間の問題は増えていく
前回の記事でも述べましたが、先生と生徒の距離は縮まってきています。生徒と連絡先を安易に交換する教員がいることも事実です。むしろ、私Garudaの身の回りでは、生徒からの求めに応じて連絡先を交換する先生のほうが多数派という印象があります。
先生生徒間の距離が縮まっていることと相関性があるとはかぎりませんが、先生による生徒へのセクハラなどのトラブルは減っていっていません。これは本当に恥ずべき事実ですが、日本で一番人口が多い東京に勤めていた私Garudaは、少なくとも4か月に1回程度は「男性教員が女子生徒の太ももを触った」や「生徒と先生が連絡先を交換し、私的に連絡を取り合い、学校外で複数回会っていた」というような服務事故を目にしていました。私のみならず、短期間でも公立学校の教員として働いたことがある人であれば、誰もが一度は見たり聞いたりしたことがあるような服務事故です。というくらい、セクハラのような事故はない話ではないということです。
SNSは関係ない
とはいえ、連絡先を交換するしないにかかわらず、生徒に手を出す教員は生徒に手を出すでしょう。たとえ卒業生と先生の関係になっても、連絡先を交換するのは避けるべきだと、私Garudaは思っています。あくまで、「先生と生徒の関係」ということを忘れてはいけないと考えます。
これとは別の話で、教員志望の大学生や専門学校生や社会人は減っています。ゆえに教員採用試験の倍率は低くなっています。採用試験の倍率が低くなれば、新規採用教員の質は低くなる傾向があります。その倍率が低い問題を解決するためか、教育採用試験を受けることのハードルは低くなっています。簡単に教員になることができる時代になれば、学生や生徒や児童を異性として、性の対象として見るような、教員に適さない性的嗜好を持つ人間が教員になることができる教員社会になっていく可能性も高まるでしょう。
今日の教員採用試験の窓口が広くなっていることについてはこちら
少子化により子どもの数が減り、教職員が減るにもかかわらず、教員の服務事故は減ってはいかないでしょう。
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