記事概要 東京都の公立学校教員採用試験の、2次試験の集団面接(討論)試験の内容について説明します。
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採用試験当日 集団面接(討論)の内容と流れ
集団面接部屋に入るまで
東京都教員採用試験の当日、面接会場に到着すると、集団面接(討論)開始まで待機室で待つことになります。この時、待機室で座った横1列のメンバーが、集団面接を一緒に行うメンバーです(試験日当日、2次試験に来なかった人数の調整などにより、着席後に座席順が変更になる場合もあります)。その後、横1列のメンバーで面接室の前に移動し、試験の際の簡単な注意事項を受け、面接室に入ります。
集団面接開始後
受験生は面接室に入ると、面接官に促され、挨拶をしてから着席します。面接官から集団面接で利用できるメモ用の白紙が、受験生に一枚ずつ配布されます。
集団面接では、面接官から面接(討論)のテーマ(課題)が発表されます。テーマの候補は事前に、東京都教育委員会から告知されます。発表後、受験生がテーマについての各自の意見や、それを実現するための具体的な取り組み、を考える時間が1分与えられます。
1分後、受験生それぞれ、テーマに対する意見を、90秒以内に発表することを要求されます。順番は挙手制で決定します。
受験生全員が意見を発表した後に、受験生各自発表した内容について、話し合いをします。話し合いをする前に、話を進める司会の役割の人を決めます。約20分間、司会を中心にテーマ(課題)解決の話し合いを行います。
話し合いがある程度まとまり、終了時間の30分に近づいてきたら、集団面接終了です。
集団面接(討論)の前に知っておきたいこと
メモ用紙を有効に使おう
集団面接(討論)が始まる前に、メモ用の白紙(A4の半分くらいのサイズ)が受験生に配られます。このメモ用紙に、集団面接のテーマ(課題)と、他の受験生のそれぞれの意見をメモしておきましょう。私Garudaは面接中、他の受験生の意見を忘れかけました。面接中にうまく立ち回るためにも、重要なことは全てメモしておきましょう。
集団面接のメンバーが、教員採用試験の合格を争うライバルである
集団面接は4~5人で行われます。一般的に、この集団面接のメンバーの中から1~2人だけが、東京都の教員になることができます。言ってみれば、集団面接の4~5人のメンバーの中で、「この中で一番自分が優秀」くらいの心持ちで試験に臨まなければならないということです。だからといって、集団面接中に他の受験生の揚げ足をとる必要はないです。むしろ、他の受験生を妨害するような行為は減点対象になりかねません。他の受験生を攻撃してはいけないですが、「集団面接のメンバー全員を蹴落とせる」くらいの心持ちで、試験に臨みましょう。
総括
集団面接の概要をよく理解して、試験に臨みましょう。
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