区内の高偏差値の高校の数=区の学力 【東京23区の学力差は縮まらない】 

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記事概要 東京23区の教育格差について解説します。今回は、東京都23区の高校の学力と学校数について、述べていきます。比較的に学力が高いとされる千代田・目黒・文京区と、比較的に学力が低いとされる江戸川・葛飾・足立区の比較を行います。

参考
東京23区教育格差 著 昼間たかし・鈴木士郎

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結論:学力の高い子どもが多い地域には、偏差値の高い学校が増え、学力の低い子どもが多い地域では、偏差値の高い学校は生まれない。

・私立高校の増加

 公立学校と異なり私立学校は、生徒数の確保ができなければ、経営が成り立たなくなってしまう。私立学校が生徒を増やす(安定的に生徒が入学してくるようにする)には、「生徒が通うことができる環境にあること」と「生徒が学校に通うレベルの学力を有していること」が重要になってくる。結果として、私立学校は学力の高い地域に集まりやすい。

 

・それぞれの区の高校の偏差値順(中学受験時を含む)

 先に、学力が高い区の高校偏差値TOP3の学校を挙げていく。
千代田区は都立日比谷(偏差値72)、女子学院(70)、雙葉(68)。

目黒区は拓殖大学第一(69~62)、都立国際(68)、都立駒場(69~60)。

文京区はお茶の水女子大学付属(78)、筑波大付属高等学校(78)、中央大学(71)

である。高校から入学できない学校もあるが、それぞれの区で偏差値70前後の高校が挙げられる。
 一方で、学力が低い区の高校偏差値TOP3の学校を見ると、
江戸川区は江戸川女子(67~64)、都立小松川(65)、都立江戸川(59)。

葛飾区は共栄学園(58~50)、修徳(54~46)、都立葛飾総合(47)。

足立区は足立学園(65~55)、都立江北(54)、順徳女子(52~44)

である。平均の偏差値が65、葛飾区に至っては、偏差値60以上の学校が存在しないという結果である。

・偏差値ごとの高校分布

 学力の高い生徒が多い地域には、偏差値の高い高校が増える。偏差値の高い高校周辺には、学力の高い生徒が集まりやすい。その地域での、需要と供給がかみ合っているからである。さらに高校への交通の便が良ければ、遠い地域からも、高校の学力に合った生徒が、高偏差値の学校に入学してくる。

 一方で、学力の低い地域には、高偏差値の学校は増えない。高偏差値の学校に見合うレベルの生徒を、十分に確保できないからである。

・教育格差は開く一方

 以上により、区の高偏差値の学校数=区の学力の法則が成立する。学力の高い子どもの多い地域には、偏差値の高い学校が増え、学力の低い子どもが多い地域では、偏差値の高い学校は生まれない。ゆえに、高学力地域の千代田・目黒・文京区と、低学力地域の江戸川・葛飾・足立区の学力の序列は永遠に変わらない。

 

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