教育実習とは 【教育実習制度の実態】

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記事概要 学校の先生になるには、教員免許状を持っていなければなりません。その教員免許を取得するために必要な単位の一つである、「教育実習」について解説していきます。

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教育実習とは

 教育実習とは、教員免許を取得するために必要な単位の1つです。簡単に言えば、教員としての現場実習です。取得予定の教員免許の校種にもよりますが、最低2週間、幼稚園・小学校・中学校・高校に赴任し、実際に現場の教員と共に仕事をするのが、教育実習の主な内容です。主に学校を卒業する年度(4年制が大学では4年生次に、短大や専門学校生であれば2年生次)に行われ、実習生の受け入れ先の都合によって、いつごろ実習が始まるのかが決定されます。

先生になるために、誰もが通る道

 教員免許を取得するには、教育実習の単位を取得する必要があります。要するに、ほとんどの教員志願者は、教育実習を行わないと教員になれないということです。教員になるために教育実習の単位が必要であるということは、ここ50年ほど変わっていないので、今現役の教員は全員、教育実習を行って教員になっているはずです。今も昔も、ほとんどの教員が教育実習先でお世話になって、今があるということです。

学生自ら、教育実習の受け入れ先を探さなければならない

 教育実習の単位は、教員免許状を取得のためのカリキュラムに組み込まれています。しかし学校によっては、教育実習を行う学校の教育実習先は、教育実習を受ける学生が自分で探さないといけません。ですので、学生を教育実習生として受け入れてくれる学校がなければ、教員免許状を取得できずに学校を卒業することになってしまいます。

教育実習先を見つけられない学生

 しかしながら、人によっては教育実習先をなかなか発見できないという場合があります。母校が統廃合、災害などにより学校が消滅、高卒認定試験を経たので母校がなかったなど、教育実習先のツテがない場合もあります。実際に母校がない場合だけでなく、実習生を指導できる教員がいない(非常勤講師しかいない)、学校側が実習生を受け入れたくないという理由で、学校が教育実習生の受け入れを拒否することもできます。万が一、一度に大量の教育実習生を受け入れることになってしまうと、学校側も困ってしまうからです。

 さらに近年、個人情報の問題や指導が甘くなるという点で、母校で教育実習を行うことはよくないという主張も出てきています。言い分はわからなくもないですが、これは未来の教員の芽をつぶしていると言っても過言ではないのではないでしょうか。

教育実習の問題

 近年、教育実習生の受け入れ先が見つからないという問題がたびたび発生しています。しかしながら、上記のような現実問題の解決策はなかなか見つかっていません。どうすればよいのでしょうか。一連の記事で、昨今の教育実習の実態について解説していきます。
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教育実習の実施までのスケジュール 【教育実習制度の実態】
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