記事概要 東京都の教員採用試験の、2次試験の個人面接の内容について書いていきます。
東京都教員採用試験の2次試験の概要についてはこちら
試験日当日 個人面接の内容と流れ
個人面接部屋に入るまで
個人面接の前に、受験生4~5人で行う集団面接(討論)があります。集団面接のときに集団面接のメンバーは面接官から、Aさん、Bさん、Cさん、Dさん(5人で集団面接を行う場合はEさん)という名前で呼ばれます。集団面接が終了した後、Aさんは面接室の外で個人面接が開始するまで待つことになります。Aさん以外の受験生は待機室に戻り、個人面接の順番が来るまで待機することになります。
個人面接ではA→Eさんの順番で、一人ずつ面接を行います。順番が早い人は集団面接後すぐ個人面接を行います。一方、順番の遅い人(集団面接のグループの中で5人目でのEさんであれば)は集団面接終了後に、4人×30分の約2時間待ってから、個人面談を行うことになります。
個人面接開始後
集団面接の時に担当した面接官3人が、個人面接の時にも質問をします。個人面接の試験時間は30分です。面接官の3人が、それぞれ10分間ずつ質問されます。3人の面接官は順番に
- 面接票の内容について
- 単元指導計画について
- 学校現場での事例について
質問をしてきます。30分間の個人面談が終わると、試験会場から出るよう促されます。
個人面接の前に知っておきたいこと
集団面接(討論)の後、個人面接までの待機時間が長い場合がある
面接票と単元指導計画の用紙は、2次試験の会場での待機時間に回収されます。個人面接の順番がランダムである関係上、集団面接終了後に個人面接までの待ち時間が長いかもしれません。待機時間に面接票と単元指導計画の内容を確認できる時間があるかもしれないので、面接票と単元指導計画の用紙は余分に持っておくとよいでしょう。
合否を判断する個人面接
正直なところ集団面接(討論)は、2次試験の合否にあまり大きく影響しません。面接官から言わせてもらえば、集団面接の内容で受験生を評価しようにも、受験生間の会話だけでは甲乙つけがたいからです。言ってみれば、集団面接は減点式です。集団面接は、いかに「へま」をしないかが大事です。一方で、個人面接は加点方式です。個人面談がどれだけうまくいくかによって、2次試験の合否が決定されるといっても過言ではないです。
総括
東京都の教員採用試験合格のためには、個人面接を徹底的に対策しましょう。
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