農業大学と菌の魅力が詰まった漫画 『もやしもん』 【学校においてほしい本】

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もやしもん 石川雅之著 イブニング

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概要

 主人公の沢木惣右衛門直保は、麹菌や乳酸菌を実際に目で見て、菌と会話ができるという、不思議な力をもっています。直保は幼馴染の結城蛍と農業大学に進学する。農業大学を舞台に、個性豊かなキャラクター達がおりなす学園物語。

『もやしもん』の魅力

農業大学の魅力

 『もやしもん』を読んでいると、それぞれの登場人物達が個性的ということもあり、農業大学での学生生活がとにかく楽しそうに思えてきます。女装かつゴスロリファッションで登場する結城蛍、密造酒の製造がばれて借金を背負わされてしまう美里薫、美里と密造酒に共謀した川浜拓馬、ボンテージに身を包む富豪の娘の長谷川遥、発行食品に興味をもつ酒豪の武藤葵。各々がパンチの効いたキャラクターです。私自身、この漫画を読んだのは大学進学が決定した後でしたが、農業大学に通ってみたいと感じました。読了後、実際に農業大学の学園祭に参加しました。

直保が視認できる『菌』

 『もやしもん』を読むと、否が応でも、菌に関する知識が身につきます。多くの知識が専門的な内容ではありますが、O157のような日常生活でも気を付けなければならない菌についての知識も入ってきます。

 沢木惣右衛門直保の視点だと菌が見えるので、私たちの周りに様々な菌が存在しているということを実感することができます。そしてなにより、作中の菌たちがかわいいです。菌たちはそれぞれ好き勝手しゃべっていますが、それも魅力的です。菌たちの口癖である「かもすぞ」(発酵させるという意味)という言葉を真似したくなります。

 作中に出てくる菌の説明はかなりマニアックで、私は説明を読んでもよくわかりませんでした。

まとめ

 面白いだけでなく、勉強になる漫画の筆頭格とも言える作品です。子どもだけが楽しめるマンガでなく、菌がたくさん出てくるので大人にとっても、とりわけ、お酒の好きな人にとっても耳よりな情報がたくさん載っています。

 農業高校が舞台の荒川弘さんの『銀の匙 Sliver Spoon』と一緒に合わせて読みたい作品です。

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