東京都教採2024年 2次試験の受験報告書1(個人面接)【東京都の教採は独学でなんとかなる】

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記事概要 私Garudaは2024年8月、東京都の教員採用試験の2次試験に参加してきました。そこで、私Garudaの質疑応答を思い出しながら、受験報告を書いていきます。私Garudaが覚えている範囲での質疑応答ですので、100%正しい内容ではありませんが、9割前後は実際の面接の内容です。
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面接官1から

Q: それでは、本日はお越しいただきありがとうございます。初めに本人確認をしますので、受験番号と氏名を言ってください。

A: はい。受験番号123456、Garudaと申します。

Q: それでは面接を始めます。はい。リラックスしてお答えください。それではまず、あなたが東京都の教員を志望した理由を話してください。

A: はい。私自身、父親が元々東京都の社会の教員であったこと。東京都は研修や研究に恵まれている環境であること。出身校や経歴に関係なく、公平平等に任用・選考されること。他県と比較して、教員としての報酬に恵まれていること。こういった理由により、東京都の教員を志望しました。

Q: 東京都が研修や研究に恵まれているということは、何で知りましたか。

A: はい。東京都の教育委員会のウェブサイトからでも、水道橋の教員センターなどでいろんな研修を行っているというところからも情報を得ました。

Q: はい。例えば、具体的にどんな研究とか研究をやっているというのを見たりしましたか。

A: はい。教員をこれから育てるという点でも、東京教師道場や初任者研修など、それぞれの区市町村ごとで、特色ある教育の研修を行っているということを知りました。

Q: あなたが生徒と接するときに1番大切にしてきたことってどんなことですか。

A: はい。私自身、目標としている教員像が誰よりも生徒を褒める先生ということもありまして、積極的にコミュニケーションを取りながら、何か生徒を褒めるところを探しながらコミュニケーションを取るということを意識しておりました。

Q: はい。生徒を褒めることは、意識してないと難しいと思いますが、具体的にどんなところに気を付けていましたか。

A: はい。生徒1人1人、触れてはいけないようなところもありますので、しっかり1人1人生徒を観察しながら生徒を褒めていました。また、成果よりも過程を褒めることを意識しておりました。

Q: 過程を褒めるって、かなり丁寧に子供たちを見てなきゃいけないかなと思うんですけども、生徒を観察していくためにどんな工夫をしたりしましたか。

A: はい。クラスの中で目立つような子もいますが、そういったところで目立たないような、縁の下の力持ちをしているような子たちにもしっかり目を向けて、積極的にコミュニケーションを取りながら褒めていく、人が見ていないところを褒めていくというところを意識しておりました。

Q: はい。褒めるのが大事っていうふうに考えることになったきっかけみたいなのがあったら教えてください。

A: はい。私自身、叱られるよりも褒めて伸びるタイプですので、みんながみんなそうではないですけれども、そういった方が私の指導方法に合っていると考え、積極的に褒めるようにはしておりました。

Q: 褒める場面だけじゃない時ももちろん教員だとありますが、そういった時にはどう対応しますか。

A: はい。しっかり言わなければいけないところ、叱らなければいけないところはしっかり指導するということを徹底しておりました。

Q: では、続いて、あなたが今まで 努力して経験してきたことで最も成果を上げたような取り組みと、その成果を教員になった時にどのように活かしていくかというのを具体的に説明してもらっていいですか。

A: はい。私自身、中学校、高校と 大学でもバドミントンをやっていたんですけれども、高校では、指導者がいない中で、どうすれば公式戦等で勝つことができるかということを念頭に置きながら、都大会でベスト32まで、4回戦まで勝ち上がることができました。

Q: はい。そういう経験は教員になった時にどのように生きそうですか。

A: はい。まず、私自身が部活動等の指導でもバドミントンを指導できるということ、また、チーム全体をまとめたというところで、担任の教員としてもクラスをまとめる力が私にはあると信じております。

Q: そのチームをまとめるっていうところで、1番工夫した、ここは頑張ったなっていうところはなんですか。

A: はい。全員が全員、しっかり役に立っているということを感じてもらうためにも、1人1人に役割を与えて、状況によってしなければならないということを1人1人に伝えることを意識しました。

Q: ちなみに何人ぐらいの部活動ですか?

A: はい。3学年男女全員合わせて30人ぐらいです。

Q: 30人に指示をするのは大変だったと思いますが、何を意識していましたか。

A: はい。2年生のチームメート含めて、レギュラーになれなかったチームメートに関しては、1年生の指導とかをお願いしながら、チームの中でどうすれば、より上のレベルで試合ができるかということを意識しながら指示をしておりました。

Q: その時に、反対とか意見の食い違いとか、なにかありましたか。

A: はい、ありました。どういった方向性で練習試合を組んでいくかといったところも、私の顧問の先生とも意見が食い違うこともありました。

Q: ここのところ、もう少し詳しく教えてもらっていいですか。

A: はい。私自身は、試合の数を増やすよりも、練習でしっかり質を上げていった方が結果として公式戦とかでは勝ち上がるという意見を持っていたんですけれども、キャプテンと、当時の指導者ではないですけれども、顧問の先生は違った考えを持っていて、とにかく練習試合を組もうというところで、 結果として私が折れた形になったんですけれども、そういったところで意見が食い違ったところも何度かありました。

Q: はい。意見が食い違った時には、どういうふうに、どんなことを考えて、どのように対応しましたか。

A: はい。私自身、自分がなぜそういった意見を持ってるかということをしっかり伝えて、その中で結果として多数決で決めたんですけれども。はい。自分がしっかり言わなければいけないところを伝えて、その中で、もちろん1人でやっていくものではないので、しっかり折り合いをつけて納得して行動をしておりました。はい、そこはすっきり納得をした感じです。

Q: そのチームをまとめるってこと以外に、何かその部活動をやって、副部長みたいな中で苦労したことっていうのはありますか。

A: はい。私自身、副キャプテンになったので、自分自身がバドミントンに関しての知識をつけなければいけないというところで、私自身の技術を高めるとともに、細かいルールとかの知識もしっかり蓄えて、他のチームメートに教えられるようにということを意識しておりました。

Q: じゃ、そのルールとかを自分でも理解したり身につけたりっていうようなところで、1番頑張ったなっていうのはどんな時ですか。

A: はい、他の学校の バドミントンの部活動の顧問の先生とも連絡させていただき、色々指導をしていただきました。また、他の裏方の仕事も行いました。

Q: 質問を変えます。あなたに悩み事があった時に相談する相手っていますか。

A: はい、います。

Q: はい。それは誰ですか。

A: はい、私の母です。

Q: 例えばお母様に相談をして何かアドバイスをもらってうまくいったこととかエピソードがあったら教えてください。

A: はい。私自身香港に1年間ほど留学していたんですけれども、1度教員の仕事を辞めるか否かのところで、これからの長い人生の中で、若いうちに色々試してみたいという気持ちもありながら、教員の仕事も続けていたいという決断をしなければいけないところ、 香港に留学するというと、背中を押してくれ、今ではやはり行って良かったなと改めて過去を振り返っても思えるようなことを助言してもらいました。

Q: はい。ちなみに、香港に留学して自分の力になったことは具体的にどんなものですか。

A: はい、もちろん、私自身、 語学留学のために香港に行ったということもありまして、実際に面接票にも記載しました通り、英検1級とtoeicのスコア950点程度ということで、実際に英語の力が伸びました。また、日常会話程度ですが、広東語も話せるようになりました。それに加えて、実際に海外に私自身初めて留学したということもありまして、いろんな文化、 香港はもちろんかなり多様性が育まれている環境ですので、いろんな価値観を持った人、バックグラウンドがある中で生活していくということを身をもって体感することができました。

Q: はい。じゃ、その香港での経験や体感したことを教員として子供たちにどのように還元できそうですか。

A: はい。英語の教科書では、いろんなキャラクターがいろんな国の出身であったりということもあって、私が海外で触れ合った異国の人の情報とかを、教科書を読みながら、こういうことがあるということを、生徒の興味関心を引き出すためにも話せます。

Q: はい。先ほど、お母様に相談をして、 その決断の後押しをしてもらったというような話になりましたけど、あなたが子供たちから相談をされた時に、こんなことに気を付けてアドバイスしたいなっていうことがもしあったら教えて。

A: はい。生徒から相談を受けた際には、もちろん質問内容にもよるんですけれども、話してほしくないことは絶対に誰にも言わないということを守りながら、生徒に真摯に向き合って、話を聞くということを意識しておりました。

Q: はい、話を変えます。あなたが教育公務員になった時に、都民の期待や信頼に応えるためにどんなことを大切にしていきたいと思いますか。

A: はい。日々の授業を充実させること、また、信用の失墜につながるような行為はしないこと。日々、教育公務員である、教員であるということを意識しながら日々の生活を行っていきます。

Q: ちなみに、信用を失ってしまうような行為って具体的にどんなのがありそうですか。

A: はい、普段から言葉遣いとか身だしなみとか、そういったところを意識しながら行動していきます。

Q: わかりました。では、ちょっとこれからある事例を話すので聞いてみてください。はい。ある担任の教員が、進路の悩みについて個別に相談したいと思っているある生徒からlineのIDを教えてほしいというふうに言われたので、lineのIDを教えました。その後、この先生は生徒と頻繁に連絡し合うようになり、学校の外で会う約束をし、さらに担任のその自宅で2人きりで会いました。と いう事例を聞いて、あなたはどう思いますか。

A: はい。たとえどんな理由があってもlineのIDを交換してはいけません。まずそこの時点でおかしいっていうところはあるんですけれども。私自身は全てあり得ないと思うんですけれども、生徒と個人でやり取りをすることもダメですし、その、家で会うみたいなことももちろん、ダメというか、ありえない行為だと思います。

Q: 例えば、lineのIDを教えたり、家であったりすることはなんでだめなのでしょうか。

A: はい。あくまで 学校の先生は教育公務員ですので、トラブルになる可能性のあることはするべきではありません。それこそ絶対に許されないことですけれども、生徒と先生でのセクハラなどを防止するためにも連絡先を教えるべきではありません。学校の中で直接対面し、生徒指導は2人以上で行うことが当然のことだと思っていますので、基本的に1対1で生徒指導をするようなことはないということを心がける、まずそこを前提として話を進めることが大事です。

Q: はい。じゃあ、実際にあなたが子供から泣きながら、「いや先生、なんとかlineのID教えて」と言われたらどうしますか。

A: いや、断ります。

Q: はい。で、この事例では、生徒と先生がlineや電子メール等で個人的なやり取りをすることだったり、 自宅に入れたり、校外校内を問わずに会うことも不適切です。これは保護者が相手でも同じです。このようなことはもう学校教育の信用失墜になりますので、気を付けておいてください。で、もしもこういうことがあった時は、1人で抱え込まずに、学年主任とか主幹に相談し、組織で対応することが大切だということも覚えておいてください。

Q: はい。

Q: では私から最後に、刑罰処分歴のところはなしという形でチェックが入ってますが、間違いないですか。

A: はい。

Q: じゃあ私も大丈夫です。

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