記事概要 東京都の公立学校教員採用試験の、2次試験の個人面接で使用する面接票の各項目の書き方を説明します。東京都教員採用試験の面接票を見ながら確認してください。今回は面接票の項目⑪の「部活動指導等、その他の領域や分野」に関して、面接中に質問されそうな内容と返答を考えていきます。
面接票の書き方7 項目⑪ その2はこちら
私Garudaの面接票
私Garudaは面接票の部活動指導等、その他の領域や分野の箇所に
バスケットボール
私はバスケットボールの5つのポジションすべてを経験した。この経験を活かし、中学高校男女共にバスケットボールの指導ができる。
剛柔流空手
沖縄剛柔流空手、簡単な護身術、型、組手、剛柔流空手の歴史を指導できる。
と書きました。
面接時の質問と対策
書いた内容をもとに、予想される面接官からの質問と答えを用意します。
注 Q=面接官からの質問 A=私Garudaの解答
バスケットボールについて
Q あなたはバスケットボールを通じて何を学びましたか。
A はい、チームワークの大切さを学びました。
Q どんなことがきっかけでそれを学びましたか。
A はい、バスケットボールの選手個人として優秀でも試合に勝てないこと、一人だけ活躍するよりもチームで協力したほうが勝利に近づくことに気がついたときに、チームワークの大切さを学びました。
Q チームワークの大切さを部活動指導以外の場面で生かすことができますか。
A はい、行事の場において、クラスメイトと協力することが大事であるということを教えます。
Q バスケットボールを指導する時に、男女で指導の仕方に違いはありますか。
A はい、あります。
Q 男女別に、どこに注意しながら指導しますか。
A はい、男女でシュートをする際のフォームが大きく違います。シュートはバスケットボールの基本ですので、シュートフォームに注意して指導します。
Q 今現在もバスケットボールをプレーしていますか。
A はい、時間の余裕があるときには練習をしています。
空手について
Q 簡単な護身術とありますが、どのようなことですか。
A はい、知らない人に腕をつかまれた、というような状況での対処法などを指導します。
Q それを子どもが習得するのは難しくないですか。
A はい、力がなくても腕を外す方法などもあるので、体の小さい女子生徒でも十分に体得できます。
Q 組手を指導する際に気をつけることはありますか。
A はい、組手の稽古をする生徒同士けがをすることもあるので、一生懸命に組手をやることはもちろんですが、お互いにけがをしないようにという意識を前提として、組手をさせます。
Q 組手を教わった生徒が、部活以外の時間にふざけて組手をするようなことはないですか。
A はい、生徒が組手の稽古に慣れてくると、休み時間などに組手を始めることも予想できます。
Q そのようなときには、どうしますか。
A はい、けがを予防するためにも組手を辞めさせます。その後、あくまで部活中にのみ組手の稽古をするように伝えます。
総括
面接票の項目⑪は、他の項目と内容が重複する場合が多いので、面接票の項目⑩の特技と似たような質問をされることもあります。それぞれしっかり回答できるようにしましょう。
2次試験 面接票の書き方9 項目⑪ その3はこちら
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