記事概要 私Garudaが考えた、Indian Pokerを使って実現できたら面白そうな、比較・最上級、同格の表現を使った英語科の授業を行う際の、注意点を説明します。
Indian Pokerを使った比較・最上級、同格の表現の英語科指導案はこちら
そもそも、Poker自体、教育上あまりよろしくない
Poker自体、本来カジノなど賭博場で行われるゲームです。Indian Poker(場合によってはBlind Man’s Bluffと表記されるほうが多いかもしれません)も同様で、本来は、チップやお金を賭けて遊ぶゲームです。授業でありお金を賭ける訳ではないにせよ、学校で賭け事のゲームをやるなんて、普通はあり得ないことです。保護者からクレームが来ても、なんらおかしいことではないでしょう。
私Garudaが授業でIndian Pokerを行う場合は、「絶対に他のクラスの生徒にIndian Pokerをやったことを教えるな、友達だけでなく他の教員や保護者にも絶対にIndian Pokerをやったことを教えるな」という約束を生徒としてから、Indian Pokerを行うと思います。となると、証拠隠滅のためにも、プリントを配布するか、非常に迷うところです。生徒にIndian Pokerを行う際に役に立つ表現を指導することは必要ですが、プリントを配布していいか(保護者などにプリントを見られたら、まずいかもしれないので)は非常に難しいところです。
Indian Pokerを行っている際に、生徒があまり話し合わない可能性が十分にある
Indian Pokerを行うために、生徒に1分間話し合うように指示しても、生徒がなかなか英語をしゃべらないということがあります。Indian Pokerを始める前にあらかじめ、会話の表現をたくさん教えておくことで、生徒の会話を促すことができるかもしれませんが、それでも英語を使わない可能性が十分にあります。
こういった場合は、会話の時間を長くし、1分30秒にしても、2分にしても、英語の会話が進まないこともあります。普段の授業から、生徒が英語を積極的に使う環境、英語のミスを恐れないようなクラスの雰囲気を作っておきましょう。
性格によっては、生徒がしゃべる機会が減りやすい
ペアワークとは異なり、3人以上のグループ活動では、英語を話す機会が減る場合もあります。性格的に、控えめ、シャイ、引っ込み思案な発言な生徒、そもそも英語が得意てない生徒は、グループの中でなかなか発言できないかもしれません。Pokerというゲームであるがゆえに、勝つためにしゃべらないというのも一つの手ですが、せっかく英語の授業ですので、積極的に英語を使ってほしいです。
他の生徒が英語をしゃべっていれば、聞き手はリスニングの能力がつくので、必ずしもスピーキングの時間が少ないことは悪いことではないです。しかし、引っ込み思案な生徒やシャイな生徒はスピーキング活動をなかなか行うことができないかもしれません。生徒が英語を発するような働きかけができるといいでしょう。
総括
教育上、Pokerを学校で扱うことに問題がなければ、十分に授業を展開できそうです。他に問題点があれば、ぜひ私Garudaに教えてください。
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