記事概要 私Garudaが、ジグソー法を使ったアクティブラーニングの授業で、どんな応用の方法があるかを提案していきます。私Garudaが考えた、In the Woods(芥川龍之介の「藪の中」の英語版)を元に提案していきます。
私Garudaが考えた、In the Woodsの指導案はこちら
国語との教科横断型の授業へ
国語科の教員に手伝ってもらい、「藪の中」の解説をやってもらったり、日本語と英語の表現の違いを説明してもらったりします。国語の先生に、芥川龍之介の紹介と「藪の中」の言葉の意味を生徒に指導してもらえるとありがたいです。結果として、生徒の国語と英語への興味が高まってくれれば文句なしです。
適宜、生徒は日本語を使ってもよい
対高校生の英語の授業であれば、教員が英語で授業を進めるのが好ましいです。しかし、生徒も全て英語でコミュニケーションをとるのは、かなり難易度の高いことです。生徒のレベルに合わせて、英語オンリーの時間と日本語も使ってもよいという時間を作り、メリハリをつけてもいいでしょう。
グループディスカッションは行うが、答えは個人で出す
「藪の中」の結末の答えを、グループでなく個人で書かせてもよいです。グループディスカッションの結果、生徒間で意見が割れた場合には、個人で答えを出すことで解決します。グループの中でまったく同じ答えにしてもよいですが、生徒各自で答えのライティングを行わせる。一人一人の評価を行うことができます。
辞書を使うことを許可する
生徒が辞書を持っていれば、使用を許可してもよいでしょう。ただし注意点としては、知らない単語が出るたびに辞書を使っていると、In the Woodsの読解にかなり時間がかかります。授業時間内に生徒に読解をさせ、グループディスカッションをさせるには、Skimmingが必須です。私Garudaが考えたジグソーの授業を行うには、Skimmingを大事にして、とにかくIn the Woodsを読み切ることを意識させる必要です。
発表の時間を作る
授業の時間にもよりますが、生徒に結論を発表させる時間を作ってもいいと考えます。時間調整をうまくできるのであれば、生徒が他のグループの考察を聞いて、新しい発見を促すこともできるでしょう。生徒の英語の能力が高ければ、うまく発表の時間を設けることができるかもしれません。
総括
ジグソー法の授業には、まだまだ工夫の施しようがあると、私Garudaは睨んでいます。上に挙げた方法以外にもなにか応用ができればぜひ私Garudaに教えてください。そして批判や感想助言なんでも私Garudaにください。お願いします。
ジグソー法の指導案 応用1 アクティブラーニングはこちら
ジグソー法の指導案 応用3 アクティブラーニングはこちら
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