学び合い活動 アクティブラーニング例 授業法 学習指導案

スポンサーリンク

記事概要 私Garudaが考える、アクティブラーニングの「学び合い活動」について説明します。

 

スポンサーリンク

学び合い活動とは

子ども同士で教え学び合い、自主的に学習していく活動です。

 

学び合い活動例(英語)

  1.  文法のワークシートを生徒に配布。
  2.  生徒はワークシートが全て解けたら教員に見せに行く。教員はワークシートを採点する。
  3.  生徒が持ってきたワークシート全問正解だったら、教員はそのワークシートを回収。全問正解した生徒は教員役となり、問題が解き終わっていない生徒に問題の解き方を教える。
  4.  生徒全員が全問正解したら終了。

学び合い活動のメリット

・生徒の能力に合わせて、学習を行うことができる

 問題の答えがわからない生徒は、問題を理解している生徒に質問することができる機会が増えます。
 問題の理解度が高い生徒は、他の生徒に教えることで、インプットを強化する(問題の理解度をさらに高める)ことができます。
問題の理解度が高い生徒が、問題の理解度が低い生徒を教える(アウトプットする)ことで、「生徒全体」の学習内容の理解度を高めることができます。

・問題を正解しておしまいという時間を減らすことができる

 授業では、生徒が問題を解いて、教員が問題の答え合わせを行う(解説を行う)まで、問題が解けた生徒は、ただただ待っているという時間があります。私Garudaが、この時間が非常にもったいない(ムダな時間だ)と思っています。このもったいない時間を減らすためにも、早く問題を解き終わった生徒に課題を出すこととして、学び合い活動は非常に役に立ちます。

 

学び合い活動のデメリット

・ワークシートの採点に時間がかかることもある

ワークシートの問題数が多いと、教員が採点に時間が書かかることがあります。学習の効率をよくするはずが、教員のワークシートの採点を待つ時間が長くなることがあります。

 

・生徒が教えることをしない

 授業理解度が高くても、教えることはしたくないという生徒がいます。自分で勉強はするが、人に教えることに抵抗がある生徒がいます。教えることにより、理解した内容の「アウトプット」をできるのですが、教えることの「意義」を見出せない生徒がいます。教えるモチベーションを与えるために、「ラーニングピラミッド」の図を生徒に解説してもいいですが、解説したところで効果がない生徒がいます。私Garudaが実際に学生だったら、積極的に友達に教えることはしないと思います.

 

 

・授業の規律ができていないと、めちゃくちゃになる

 問題を全問正解した生徒は、助けを求めている生徒を探し教室を立ち歩きます。自由度の高い授業ですので、立ち歩いて友達とただただしゃべっている、という生徒も出てきます。生徒に「勉強をする」「授業をきちんと受ける」という意識がないと、授業がめちゃくちゃになるだけです。

 

・どれだけ教えても理解してくれない生徒もいる

 正直、どうしようもない場合が多い例です。極端な場合にはあきらめも必要です。

 

総括

 生徒数十人に対して実際に授業を行ってみるとわかるが、教員の教え方がどれだけ上手でも、授業を受けた生徒全員の学力があがることはまずありえないです。指導内容が易しいものであれば話は別かもしれませんが、内容が難しくなっていくにつれて、生徒全員が授業を理解することは減ります。確認テストを行えば、必ず誰かしら、指導した内容を理解していない生徒がいます。生徒全員の学習内容の理解度を把握するのは、教員一人では無理があります。

 学び合い活動を行うことで「クラス全体の」授業理解度を高めることができます。教員一人では目の届かないところを、生徒に手伝ってもらいましょう。

「学び合い」という定義がおかしい、名称が違うという場合は、私Garudaに教えてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました