記事概要 日本で最大の人口を誇る東京都において、その勉強の才能をもった子どもたちがどこに流れるのか、そして人材の集団がどのようなヒエラルキーを成形しているのか、どのような学力分布図を成形しているのか、偏差値等を参考に私Garudaの視点で解説していきます。今回は、偏差値50以下から45くらいの私立中学校+評判がいい学校の生徒の特徴について解説していきます。
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偏差値50以下から45くらいの私立中学校+評判がいい学校の生徒の特徴
私立中学校受験対策を始めるのが遅かった子どもも在校する
この層で私立中学校に通う生徒の中には、受験準備を始めるタイミングが遅かった子どもも少なくありません。基礎学力は十分にあるものの、受験対策で必要な時間が不足していたケースです。このタイプの生徒は、受験対策が早ければ、より偏差値の高い学校に進学できた可能性が高く、学力のポテンシャルが高い傾向があります。適切な指導と学びの継続で、大きく成長する可能性を秘めています。
自身の勉強の才能の限界に気が付き始めている生徒もいる
一方で、もう少し上の偏差値の私立中学校に進学したかったが、思ったほどは学力が伸びず、現在の学校に進学した生徒もいます。私立中学校受験では、小学4年生くらいから受験対策を始めることが一般的です。小学4年生から中学受験対策を始めたにもかかわらず、偏差値50以下程度の私立中学校にしか進学できるレベルに達しなかった生徒に関しては、単純に勉強の才能がそれほどない、本人に合う勉強の方法を探し出せなかった、という生徒が多い傾向です。
こういった生徒には、受験対策を始めた時期よりも、志望校の偏差値を下げて私立中学校に入学する生徒がいます。生徒本人は親の期待とは反対に、勉強の適正や自身の能力値に限界を感じている可能性があります。
私立中学校受験をする金銭的な余裕はあるが、両親がそれほど高学歴ではないケース
偏差値50以下から45くらいの私立中学校に進学する子どもの家庭は、一定の経済力を持っていますが、両親が高学歴とは限りません。そもそも私立中学校受験をさせる予定はなかったが、周囲の中学受験をする家庭の影響で、自分の子どもに中学受験をさせたという家庭が多い印象です。
しかし、学力には遺伝の影響が大きいので、親が子どもに中学受験を強いようとも、都合よく学力が伸びたり偏差値が上がったりするわけではありません。周囲の情報に踊らされて『中学受験させてみよう』とする家庭では、そもそも親が受験に関する情報の真偽を判断できない可能性があります。
私立中学校生の多くは、東京の西側もしくは東の臨海部等、地価が上昇するエリアの中流家庭の一人っ子
私立中学校に通わせるこの層の生徒の家庭は、中流で、地価が上昇するエリアにある傾向があります。子どもが一人であれば、中学から高校まで私立学校に通わせる余裕がある家庭でしょう。こうした家庭は教育熱心で、子どもに集中したサポートが可能です。家庭環境が安定しているため、子どもも安心して学びに向き合える状況が整っています。
越境して評判の良い公立中学に入学する生徒
家から一番近い公立中学校等ではなく、評判の良い公立中学校に越境して通う生徒は、本格的な受験勉強を経験していないため、自分の学力や勉強の向き不向きに気づいていないケースが多く見られます。勉強の才能が未発掘であるため、学校や家庭がその才能を引き出す環境を提供することで、将来的に大きな飛躍を遂げる可能性があります。
都立の中高一貫校に不合格で、評判がいい公立中学に進学する生徒
これらの生徒には、進んで勉強する習慣があり、偏差値60くらいの私立中学校であれば進学できるレベルの生徒もいます。
都立中高一貫校を受験した生徒は、受験勉強を通じて一定の学習習慣を身につけています。不合格となり、偏差値50未満の私立中学校に進学するケースもありますが、自分に合った学びのペースや適切な指導を受けることで、さらに学力を伸ばせる潜在能力を持っています。
公立の評判がいい中学校では、ずば抜けて優秀な帰国子女がたまにいる
評判の良い公立中学校には、帰国子女で学業や語学に秀でた生徒が在籍することがあります。異文化を体験した彼らは、日本国内で生まれ育った生徒とは異なる視野を持つことがあり、他の生徒に良い影響を与える存在となります。また、帰国子女の中には、英語の能力が頭抜けている生徒もよくいます。
国数理社英の一芸に秀でているタイプ
特定の教科や分野に強みを持つ「一芸型」の生徒も多く見られます。例えば、数学の問題解決能力に優れた生徒や、英語でのコミュニケーションが得意な生徒などです。このタイプの生徒は、得意分野をさらに伸ばすことで将来的に大きな成果を上げることが期待されます。
まとめ
偏差値45~50の私立中学校および評判の良い公立中学校の生徒には、学習や進路に大きなポテンシャルを秘めている生徒もいます。成育歴や家庭環境が多様で、特定の教科や分野に秀でる個性派も多くいます。適切な指導と環境が整えば、今後の成長が大いに期待できる層である一方で、学業以外に強みをもったほうがいい人材がいるのも事実でしょう。
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