記事概要 日本で最大の人口を誇る東京都において、その勉強の才能をもった子どもたちがどこに流れるのか、そして人材の集団がどのようなヒエラルキーを成形しているのか、どのような学力分布図を成形しているのか、偏差値等を参考に私Garudaの視点で解説していきます。今回は、偏差値45以下の私立中学校と公立中学校の生徒の特徴について解説していきます。
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偏差値45以下の私立中学校と公立中学校の生徒の特徴
偏差値45以下の私立学校の生徒と公立中学校の生徒間に、学力の差はほとんどない
偏差値45以下の私立中学校と公立中学校の生徒の学力には、全体として大きな差はありません。だたし、理科や社会の知識に関しては、進学塾に通い、私立中学校を受験した生徒が勝っているかもしれませんが、大きな差ではありません。中学進学後の学力の伸長は、在籍校の教育方針や生徒本人の努力や意欲によるでしょう。
学力面では通常学級のレベルに達しない生徒もいる
首都圏や大都市圏では私立中学受験熱が高止まりしています。小学校段階での成績上位者が国立・私立の中学に進学するとなると、公立の中学では学習面や生活面でのリーダー役が不足します。公立学校の通常学級には、その標準に達していない生徒も見られますが、勉強への苦手意識を解消し、丁寧で分かりやすい授業を進めることを目的に、英語や数学で個別指導や少人数学習が導入されています。その結果、小学校では目立たなかった児童が、中学では授業の主役となることが増えています。
公立学校の通常学級での学習に追いつかないような生徒に関しては、学力の向上はある程度諦め、ほかの分野での得意なものを早急に探すべきでしょう。
受験生の確保に苦労している私立中学校
偏差値45以下の私立中学校では、少子化の影響もあり、受験生を集めるのに苦労する学校もあります。これらの学校では、受験要件を緩和することで受験者数を確保しようと、受験生の将来性や資質を見極める面接に重点を置いています。要は、鍛えれば伸びる生徒を集めようということです。
現段階では、求める学力に達していなくても、勉強に苦手意識を抱いていても、大きく育てていくことを目標にする学校ということです。しかし、中学受験熱がより高まる東京都で、受験生の確保に苦労する私立中学校は、受験生や保護者にとって魅力がない学校なのかもしれません。定員割れするような私立中学校は、受験すれば結果を問わず合格のような状況になりますので、入学した生徒の学力レベルは公立中学校生とほとんど変わらないでしょう。
私立学校では生徒が転校すると利益が減る。私立学校では生徒(生活)指導が甘くなる。
私立中学校は経営面で、生徒の確保が重要です。そのため、厳しい指導を避け、柔軟な対応を取りがちだとの批判があります。しかし、生徒の非行が話題となる学校に、受験生は集まりません。いじめや暴力行為や非行行為がはびこる学校に入学しよう、入学させようという人はいるでしょうか。
校内の平和や安全が保たれて、学習環境が初めて整います。宗教に関連する学校が評価される一因がそこにあります。生徒を退学にすると学校は利益が減るため、偏差値が低い私立学校の生徒は、生徒指導においては多少甘やかされているかもしれません。
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比較的おとなしい生徒が多い
偏差値45以下の私立中学校に進学する生徒の多くは、中学受験用にどれだけ勉強を頑張っても、各教科でアベレージとなる偏差値50を超えなかった生徒です。中学受験用に数年間勉強しても、成績が平均値に達しなかったという現実から、生徒の中には自己肯定感を下げている生徒も存在します。その結果、偏差値45以下の私立学校では、積極性に乏しく、おとなしい生徒が多い傾向があります。その反面、偏差値45以下で男女別学の学校では、異性の目を気にすることなく、おとなしい生徒が多い環境で、のびのび学生生活を送ることができるかもしれません。
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まとめ
偏差値45以下の私立中学校および公立中学校に通う生徒は、全体として学力水準は平均以下ですが、適切なサポートや指導環境があれば大きな成長を遂げる可能性があります。しかしながら、勉強以外で何らかの才能を発揮できるものを探すべきです。
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