記事概要 小中高校の先生および教員になる方法を書いていきます。基本的に、このブログでは、東京都の教員や先生になる人を主に対象としています。まあ他の道府県もだいたい同じですが、詳しくは各々の教育委員会を参考にしてください。
東京都の公立学校の先生および教員のなり方
教員になるための資格
公立学校の教員(小・中・高)になるには、教員採用試験に合格しなければなりません。しかしまず、教員採用試験を受けるためには、専門教科の免許状(教員免許状)が必須の資格となります。翌年度大学を卒業する予定の大学4年生などは、「免許状取得見込み」という扱いで、教員採用試験を受験することができます。とにかく先生になるには、教員免許状を持っていなければ話になりません。学校の先生になりたいと考えている高校生は、自分の志望する大学の学部で、なんの教員免許を取得することができるのか、しっかり調べておきましょう。学部によっては、教員免許状を取得するための授業である教育課程の授業を受けられない場合もあります。大学に入学してから所属学部で教員免許状を取れないと気づいてからでは遅いです。すぐに調べましょう。
東京都教員採用試験の大まかな日程と流れ
- 4月~5月 受験申込み(インターネット申請が推奨されています。)
- 6月 受験票交付
- 7月 第一次選考
- 8月上旬 第一次選考合格発表
- 8月下旬 第二次選考
- 8月~9月 実技試験(実技試験を必要とする専門教科のみ)
- 10月 第二次選考合格発表
上に書いたものは、公式に発表されている例年の東京都の教員採用試験のおおまかな日程です。年によっては日程などに多少変更があるはずですので、東京都教育委員会のホームページを必ず確認してください。「東京都教員採用試験」とインターネットで検索すると一番上に出てくるはずです。東京都教育委員会のホームページ内の「東京都公立学校教員採用候補者選考実施要綱」というようなPDFファイルに、採用試験の詳細が載っています。
東京都の教員採用試験の内容
現在、東京都教員採用試験には一次選考と二次選考(試験)があります。受験生は一次選考で「教職教養」「専門教養」「論文」の試験を受けることになります。一次選考を通過すると、二次選考を受けることができます。二次選考では「集団面接」と「個人面接」の試験を受けることになります。教科によっては実技試験がありますが、二次選考と実技試験の結果に基づき東京都教員採用試験の合否が決まります。
大学を卒業して先生になるために
大学を卒業して小・中・高の先生になりたい人の多くは、上記の教員採用試験の日程に照準を合わせて、採用試験のための勉強をします。大学生が東京都の教員採用試験に合格するには
「要領と知識」
が圧倒的に大事です。要領よく勉強して、さらに適切な知識さえあれば、誰でも東京都の教員になることができます。反対に、がり勉でも知識がなかったり、要領が悪かったりすると、何年も東京の先生になれないということは多々あります。「東京都の教員になるために就職浪人する」なんてのは恥ずかしい話です。ちゃっちゃと東京の先生になるために、私Garudaが実際に計画した大学4年間(1~3年次と4年次)の教員採用試験対策スケジュールを参考にしてください。
仕事としての「公立学校教員」のメリット はこちら
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