記事概要 東京都の公立学校教員採用試験の、面接官から受験生への、主な質問の仕方について説明します。
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面接練習用に
東京都の教員採用試験の2次試験の個人面接を攻略するには、個人面接の練習が不可欠です。過去に、東京都教員採用試験の面接官を経験したことのある人が身近にいれば、その人に個人面接の面接官役をやってもらうのが、面接対策には最善の方法でしょう。しかし、そんな恵まれた環境にいる受験生もなかなかいないはずです。面接官役に最適な人がいない場合には、知り合いの誰かに面接官役をやってもらい、個人面接の対策をするしかないです。と言っても、ただただ面接官役を任せても、質の高い面接練習はできません。そこで、教員採用試験の面接官の質問の仕方を教えてから、面接官役をやってもらうことをおススメします。ここでは、東京都教員採用試験の面接官役になりきるための、面接官の質問のパターンを書いていきます。
基本的な面接官の質問パターン
一概には言えないですが、面接官の質問の仕方にはいくつかパターンがあります。面接官役をやってもらう人に質問のパターンを覚えてもらい、次のような質問の仕方をしてもらいましょう。
質問を投げかける
~のどのようなところが好きですか。
~については、どう思いますか。
意見を引き出す
~について、どう考えますか。
~のほかに、何かありますか。
理由を求める
~の動機を教えてください。
~したのはなぜですか。
~するようになったきっかけは何ですか。
どうして~のように判断したのですか。
説明を求める
~するために、どのような工夫をしましたか。
~というのは、具体的にどのようなことですか。
~についてわかりやすく述べてください。
~をした際の課題はなんですか。
究明する
~について、どうすればよいですか。
~をして、どのような成果がでましたか。
~についてもう少し詳しく教えてください。
~の点は、具体的に言うとどういうことですか。
~を教員として、どのように生かしますか。
反対する
~では、あまり効果がないのではありませんか。
その点については、~という考えもあるのではないですか。
なぜ、~ではいけないのですか。
総括
以上のような質問パターンが一般的なものです。実際に面接をやってみると痛感しますが、上記の中だと特に「反対する」に対する返答の仕方が難しいです。面接中に反対されるようなことはあまりないかもしれませんが、対応できるようにしておきましょう。しかし、面接官はさらに鋭い、芯を食った質問を投げかけてきます。面接練習の回数を積み臨機応変に面接に対応できるように、試験に備えましょう。
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