記事概要 東京都教員採用試験の2次試験の個人面接で使用する、単元指導計画と学習指導案の書き方を説明します。東京都教員採用試験の面接票を見ながら確認してください。今回は、単元指導計画と学習指導案の項目6「単元の指導計画と評価計画(●時間扱い)」の書き方と面接対策について説明します。
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指導計画
項目6 単元の指導計画と評価計画(●時間扱い)
書式のレイアウトを元に、授業時数、学習活動・学習内容、学習活動に即した評価基準[評価方法]を書きましょう。
授業時数
合計何回の授業で、単元が終了するかを書きましょう。授業時数は、教科書会社がネットに出している年間指導計画に書いてある場合があります。時数は教科にもよりますが、5~10時くらいでしょうか。ネットで検索しても時数がわからない場合は、自分で回数を設定しましょう。時数の設定がわからない場合は、東京都教職員センターが掲載している学習指導案のページを参考にするとよいでしょう。
学習活動・学習内容
授業の内容を書きましょう。学習活動を書く際には、各々の教科の専門用語を入れざるを得ない場合があると思います。専門用語を入れること自体は何の問題もないですが、必ず専門用語をわかりやすく説明できるようにしておきましょう。単元が終わるまでに、生徒が項目3の単元の指導目標を達成できるように、学習内容を書きましょう。
学習活動に即した評価基準[評価方法]
項目4の単元の評価基準で書いた、それぞれの観点の評価の基準と、評価の方法を書きましょう。私Garudaの単元指導計画の、項目4のそれぞれの観点の前に(ア)(イ)(ウ)(エ)が書かれています。評価する観点を(ア)(イ)(ウ)(エ)で表記し、評価の方法、評価の具体的な根拠を[ ]に書きましょう。それぞれの記号は、私Garudaの以前の記事を参考にしてください。
学習活動に即した評価基準[評価方法]の書き方の例
(ウ)現在完了形を含む英文を読み、内容を理解している。[ワークシートの点検]
というような書き方、で評価基準と評価方法を書きましょう。
総括
項目6は、すべての授業時間について記述しなければならないので、指導計画の用紙のかなりのスペースを項目6で使用することになります。ここの内容から教科に関する専門的な質問をされる可能性が高いです。しっかり対策しておきましょう。
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