記事概要 東京都の公立学校教員採用試験の、2次試験の個人面接で使用する面接票の各項目の書き方を説明します。東京都教員採用試験の面接票を見ながら確認してください。面接票の項目⑩から、面接中に質問される内容に関わってきます。自分をどうアピールするか考えながら、書いていきましょう。
面接票の書き方2 項目⑨はこちら
面接票項目⑩
⑩特技・資格等
外国語取得状況
英検2級以上の成績に該当する証明書を持っていれば、それを書きましょう。教科を「英語」で受ける受験生は英検準1級以上の成績があると好ましいです。しかし、面接票に外国語取得状況のことを書いても、基本的に外国語取得状況について面接官から質問されません。臨機応変に対応できるのなら多少嘘を入れても問題ないです(証書を要求されるようなことはないので)。英語の間違っても、英検3級程度の成績なら書かないでください。話にならないです。
私Garudaは面接票に、英語(実用英語技能検定準1級)と書きました。
パソコン習得状況
教職の単位としてパソコンの授業の単位を取得していれば、授業で学んだことだけで十分です。基本的にパソコン一通りを使うことができれば、「ワード・エクセル・パワーポイント」と書いておいて問題ないでしょう。パソコンの習得状況について何か特筆してアピールできることがあれば、書いておきましょう。学校現場で仕事をするようになってからExcelの使い方を学び始めても問題ありません。
私Garudaは面接票に、ワード・エクセル・パワーポイントと書きました。
特技・資格・賞等
上記の二つと異なり、面接官が食いついてくる可能性が大いにある項目です。人とは違う、何か特殊な特技・資格・賞を持っていれば、ぜひここに書きましょう。その中で書いておきたいことは、学校現場で役に立ちそうな特技・資格・賞です。やはり、安定して面接官にとって好印象な特技は、学校によくある部活動に関係する特技・資格・賞です。サッカー、バスケットボール、テニス、バドミントン、野球、バレーボール、陸上、卓球、吹奏楽などを書けばまず間違いないです。ある程度、これらの競技経験がある人は書いておきましょう。部活動を指導できるレベルの技術を備えているのなら、必ず書きましょう。メジャーな部活動以外には、学校によっては存在するという部活動に関する競技も、人材としての希少価値が上がるので書いておくべきです。柔道、剣道、空手、ラグビーといった競技などの経験があれば、書いておくといいでしょう。
逆を言えば、特技として「ボルダリング」と書いても、学校現場でボルダリングの特技を披露することはなかなかないと思います。学校現場で活用できなさそうな特技は、面接で期待しないほうがよいでしょう。
他の受験生との違いを出せるような、資格・賞を取得していれば書いておきましょう。しかし資格や賞は、相当目を見張るような内容でないと、普段学校現場にいる面接官には食いつきません。結局のところ、教員に必要な資格は教員免許状ですので。アピールのために自身のある資格・賞を書いても、面接官から資格・賞について質問されたらラッキー程度に考えておきましょう。
私Garudaの面接票
私Garudaは特技・資格・賞の欄に
- 大学主催の学生論文
- 剛柔流空手初段
- 剛柔流空手道大会 組み手の部 優勝
- バスケットボール
と書きました。
総括
今までの面接票の項目と異なり項目⑩からは、面接官が見る内容に関わってきます。面接官が食いつきそうなことを考えて、受験生自身がアピールできる特技・資格・賞を考えましょう。
面接票の書き方4 項目⑩の面接対策はこちら
面接票の書き方5 項目⑪はこちら
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