記事概要 東京都の公立学校教員採用試験の、2次試験の個人面接で使用する面接票の各項目の書き方を説明します。東京都教員採用試験の面接票を見ながら確認してください。今回は面接票の項目⑱の「自分が所属した部活動での体験や社会奉仕体験等において努力し、最も成果を上げた経験と、その成果を今後、教員としてどのように生かしていくか述べてください。」の面接対策について書きます。
面接票の書き方18 項目⑱ はこちら
面接票項目⑱ 自分が所属した部活動での体験や社会奉仕体験等において努力し、最も成果を上げた経験と、その成果を今後、教員としてどのように生かしていくか述べてください。
私Garudaの面接票
私Garudaは項目⑱の欄で次のように書きました。
(成果を上げた経験の内容)
・部活動のバスケットボールで、中学高校と部長副部長を努め、試合に勝つための術を学んだ。中学生に指導を行い、区大会3回戦に出場させた。
・町会活動への協力を通じて、地域は若者に期待しているということを学んだ。
古紙回収活動の参加、町会の連合運動会の参加及び小中学生の指導
(今後、教員としてどのように活かすか)
・バスケットボールを通じて私が学んだ、チームワークや努力を惜しまないこと、基礎をしっかりすることを生徒指導や学級指導に生かす。
・学校の一員として、赴任する学校の学区域の活動に積極的に協力していく。また、学区域の活動に生徒も参加させ、地域に貢献することの大切さを学ばせる。
面接時の質問と対策
この内容をもとに、面接官から質問されそうなことと、その答えを用意します。
注 Q=面接官からの質問 A=私Garudaの解答
部活指のバスケットボールについて
Q バスケットボールを通じて、あなたは何を学びましたか。
A はい、チームワークや努力を惜しまないこと、基礎をしっかりすることの大事さを学びました。
Q 基礎をしっかりすることとありますが、それをどのように生徒指導や学級指導に生かしますか。
A はい、生活の基礎である「挨拶をすること」を学級全体に浸透させます。
Q どのように浸透させますか。
A はい、私の方から積極的に生徒に挨拶をし、生徒が自然とお互いに挨拶をする環境を作ります。
Q 「挨拶すること」することを浸透させるために、意識することはありますか。
A はい、私自信、笑顔で挨拶することを意識して続けます。
町会活動への協力について
Q 地域は若者に期待しているということを学んだとありますが、どういうことですか。
A はい、町会活動に参加する際には、私自身ができることを手伝っただけですが、それでも地域の方にたくさん声をかけていただき、何をするにしても若者に期待しているということに気がつきました。
Q なぜきっかけで、町会活動に参加したのですか。
A はい、私を育ててくれた地域に対して恩返しをしたいと考えたからです。
Q 古紙回収活動とはなんですか。
A はい、地域で行っている、新聞紙をはじめとする紙類や雑誌を回収する活動です。
Q なぜ、古紙回収活動を行っているのですか。
A はい、古紙回収活動によって集めた紙類を業者に手渡し、その引き換えにお金をもらうためです。
Q そのお金をどうしているのですか。
A はい、町会の運用費に活用します。
Q 古紙回収活動をどのくらいの頻度で行いましたか。
A はい、2週間に1回の頻度で行いました。
Q 古紙回収活動から何を学びましたか。
A はい、大人の地道な努力が、地域の子どものために生きている、ということを学びました。
Q 町会の連合運動会の参加及び小中学生の指導とありますが、どんなことをしましたか。
A はい、ムカデ競争とボール送りリレーの際に、指揮をとらせていただきました。
Q 小中学生の指導に際し、大変だったことはありますか。
A はい、町会の連合運動会では、同じ町会の中高生の中でもお互いのことを知らないということがあります。その中で子ども間の仲を取り持ち、競技に取り組ませることが大変でした。
Q 町会の連合運動会の小中学生の指導をして何か功績はでましたか。
A 結果としてムカデ競争においていい結果を残せました。
Q 地域に貢献することの大切さを学ばせるとありますが、どのように地域に貢献させますか。
A 中学生に寄せる地域の期待を話して聞かせ、地域の行事に精子や係として参加させる。自分はその窓口となり、生徒とともに活動する。
総括
項目⑱は、内容の書き方が多岐にわたるので、質問のされ方も多岐にわたります。面接練習を何度も繰り返し、適切な返答ができるようにしましょう。
面接票の書き方20 項目⑲⑳と面接票最終確認はこちら
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