数学科教員の判断・評価基準

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記事概要 保護者や生徒や若手の教員が、身近な教員の資質を容易に測るための評価基準を書いていきます。「この教員は大丈夫なのか」「この教員の指導力は十分なのか」という懐疑心や猜疑心が生まれたとき、信頼に値する教員であるか否かを測る参考にしてください。今回は、数学科教員の資質及び評価基準について書いていきます。

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基準1 学習内容の単純化や具体化に努めているか

 数学は、中学で算数から数学へと教科名が変わるため、学習内容が高度化すると思われがちです。しかし、数学の専門家によれば、中学の数学は限りなく算数に近いと言います。実際、高校数学のハードルは高く、中学時代は得意だった数学が、高校では不得意教科となった人も多いのではないでしょうか。三角形の合同から学び始めた図形の証明などでは、高校の数学にはまず太刀打ちできません。したがって、算数に毛の生えた程度の「中学数学」を教える教員には、学習内容を具体化し、納得させながら生徒に学ばせる能力が大切です。

 例えば、1学年で学ぶ方程式を、等号(=)の性質を使って未知数を求めるクイズのようなものと説明できるか、また、同じく1学年で学ぶ関数を、二つの数字が決められたルールでペアとなる関係のように説明できるかが、中学数学科教員の判断基準となるでしょう。

基準2 教科書の文章問題への挑戦心をかきたてているか。

 算数・数学の計算問題は、コツをつかんで練習し、注意深く取り組めば、合格点とされる基準を容易に超えられるものです。そこで、計算問題を得意とする生徒は多くいます。その一方、応用問題と言われる文章問題には、手も足も出ないという生徒が多くいます。したがって、文章問題に果敢に挑戦する生徒を育てられるかどうかが、数学科教員の判断基準となるでしょう。

 文章問題を解く基本は、もちろん読解力ですが、国語の長文問題ではありません。まず、問題では何を問われているのか、何を答えなければならないのかを考えさせます。次に、答えに迫る文章中のヒントを捉えさせます。

 さらに、現段階では未知であるもの、解答を阻むものを指摘させ、それらを解消させるには、加減乗除、どのような手段が適切かを考えさせます。

 このような学習を繰り返させることで、教科書の文章問題への挑戦心をかきたてているかが、中学数学科教員の判断基準となるでしょう。

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