公立学校教員のボーナス・休日の出勤手当・退職金 【打算的に考える教員としての生き方】

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記事概要 公立学校教員のボーナスと休日出勤手当と退職金について説明します。
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仕事としての「公立学校教員」のメリット 【おすすめの教員免許】【打算的に考える教員としての生き方】
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教員のボーナス

 公務員である公立学校の教員には、年に2回、6月と12月にボーナス(期末手当)が支給されます。公立学校教員の給与は年功序列制の側面と、能力や役職、管理職の評価などに応じてボーナスや月給の額が決まります。私Garudaの教員1年目の6月のボーナスは、4月からの3か月の勤務が支給対象だったので、結果として約14万円でした。ちなみに、12月のボーナスは約46万でした。

 結果として、年間の総額で60万円弱のボーナスでした。勤続年数が長くなり、また、校長の職に就くと、一度のボーナスが100万円くらいになることもあり得ます。

休日出勤手当   

 公立中学校と高校には部活動があります。平日の部活動では残業代は一切出ません。しかし、休日に行う部活動には、わずかな手当(特殊勤務手当)が出ます。休日には、学校対抗での試合やコンサートなどが開催され、その際には教員が生徒を引率する必要があります。いずれにしても、休日に部活動のために学校や大会などに行く中学校・高校の先生は非常に多くいます。ちなみに、公式戦などに同行した場合、手当が若干良いです。

東京都では、公立学校の教員が休日に部活動を指導すると、4時間の勤務に対して4,000円の手当が出ます。しかしながら、休日の勤務が4時間未満の場合、手当は0です。なお、これは数年前の情報ですが、東京の最低賃金は上がり、現在は1041円です。単純計算をしても、4,000円の手当は最低賃金を下回ることになります。ゆえに休日出勤の手当は、今はもう少し上がっているかもしれません。

退職金

 東京都の公立学校の先生の定年退職の年齢は60歳です。退職金の平均は2200万円ですが、勤務年数や役職によって変動します。公立学校の校長が定年退職すると、3,000万円を超えることもあります。教員が60歳を超えても、再任用教員として働き続けることができます。しかしながら、再任用教員の給与は、現職のときの給与の7割程度になってしまいます。
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