記事概要 海外子女教育振興財団が仲介する日本人学校の教員募集で、私Garudaの視点で『この国に赴任できたらラッキーだな』と思うねらい目(お勧め)の日本人学校を紹介します。今までの記事と照らし合わせて、海外子女教育振興財団の教員募集の中で、現実的な話、「ここの日本人学校になら赴任できそう」という学校の紹介です。
海外子女教育振興財団の教員募集の中で倍率の低い日本人学校はこちら
学校選びの基準
私Garuda自身、せっかく数年の間海外で生活できることになったら、英語を話せるようになって日本に帰ってこられたら嬉しいなと思います。したがって、「英語が公用語の一つとして使用されている国の中で、応募倍率が高くなりにくそうな学校」をねらい目の日本人学校として紹介します。
フィリピン
フィリピンは、語学留学先としても人気の土地です。英語を公用語とする他国と比べると、フィリピン人の英語は劣っていると思う人もいるかもしれませんが、特に問題はないはずです。英検1級相当の英語の能力を持つ人ならば、フィリピン人の英語は物足りないと感じるかもしれませんが、英語科の教員でも英検1級相当の人はなかなかいません。英語を学ぶ場所としても、とてもいい環境でしょう。
日本人学校に赴任が決定すると、最長で3年間程度はその国に住むことになります。せっかくフィリピンに住むことになれば、インドネシアやマレーシアなど近隣の国に旅行したくなるかもしれません。しかし、コロナの状況にもよりますが国をまたいだ移動はかなり難しくなるかもしれません。絶対にできないわけではないですが、身内の不幸でもない限り、日本への帰国は難しいでしょうし、海外旅行はほぼ不可能でしょう。しかし、フィリピンにはたくさんのリゾート地があるので、フィリピン国内でも十分に満足のいく旅行ができるはずです。
日本から比較的近い場所に位置し、物価が安い暮らしやすい国です。英語を学ぶことができ、国内に観光地が多く、物価が安いという点で、フィリピンは魅力的な国ではないでしょうか。
香港
香港は、英語と中国語が公用語の国で、先進国の一つです。英語と中国語の両方を身に着けることができれば、日本に帰国したときには、引く手あまたの人材になっているはずです。教員を辞めて、他の仕事に就く未来も開けてくるでしょう。それくらいに日本語・英語・中国語のトライリンガルへの需要はあるはずです。逆を言えば、すでにトライリンガルの人には、香港の日本人学校に赴任するうまみはあまりないかもしれません。
言語の習得では、香港は日本人にとって非常に魅力的な国かもしれません。しかし香港は、中国との国際関係に不安があるので、治安の面では不安定な部分が多いかもしれません。加えて、人口密度が高い国であり、国際的なハブ空港がある国である点からも、コロナウイルスなどの感染爆発が発生しやすいという可能性もあります。
何にせよ中国の影響を受けやすい国であることは間違いありません。
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