東京都教採2024年 2次試験の受験報告書3(個人面接)【東京都の教採は独学でなんとかなる】

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記事概要 私Garudaは2024年8月、東京都の教員採用試験の2次試験に参加してきました。そこで、私Garudaの質疑応答を思い出しながら、受験報告を書いていきます。私Garudaが覚えている範囲での質疑応答ですので、100%正しい内容ではありませんが、9割前後は実際の面接の内容です。
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面接官3から

Q: はい。あなたは中学、高校のどちらの教員を想定されますか。
                    
A: はい。私自身、中学を想定しております。はい。要求があれば、別に高校でもどこでも構いません。

Q: 中学2年生の生徒像っていうのはどういうふうにお考えですか。

A: はい、中学校生活が1年間 終わって、さらに後輩が入ってくる。そして、3年生が部活動を引退する中で、自分たちが主役になるっていう意識が芽生えるような学年だと思っています。

Q: その中学2年生に指導する中で、注意をしなきゃいけないってどういう点だとお考えになりますか。

A: はい。これから3年生になる上で、自分たちが学校を背負っていかなければならないんだよっていうこと、周りから見て、どういった行動をこれからしていかなければいけないのかを、中学2年生には指導するべきだと考えています。

Q: その子たちの、中学2年生、これから中学3年生に向かう生徒に、 想像力を植え付けさせるために何か工夫をお考えですか。       

A: はい。中学2年生ですので、すでに3年生が卒業する姿を見ていると思いますので、1年後、2年後に自分がどういう姿になっているのかを繰り返し説くことで、生徒の想像力を刺激していきます。

Q: 学校行事とかをイメージしてもらって、その活動の中で想像力を養うと考えた時に、どのようにしていきますか。

A: はい。運動会とかですと、生徒も今日も含めて色々どこを手伝わなきゃいけないとか、わけがわからないような時もあると思うんですけれども、2年生や3年生になったときに、どこを今手伝った方がいいのかな、何をした方が全体として行事が回るのかなということを生徒に意識させながら、主体的に行動するようにということを指導していきます。 

Q: 生徒を指導する上で、信頼関係を構築するために、何かこう注意することは何でしょうか。

A: はい。私自身、褒めることを意識して指導していましたが、ダメなことはダメということを生徒にも分かってもらうということを意識して、指導していました。

Q: それで、信頼関係をつくっていくと。

A: はい。優しいだけの先生では学校は回らないので、しっかりダメなことはダメということを、もちろん生徒が頑張ったこととかを褒めることも大事だと思うんですけれども、メリハリをつけて指導するということを意識していました。

Q: 今度、 中学2年生の学級担任をイメージしてもらって、担任として大切だ、指導する上でこれが大切だと考えることは何ですか。

A: はい。複数の生徒を指導する上で公平、平等に生徒と接していくことは非常に大事です。

Q: そのための、何かこうご自分で工夫されたことがありますか。

A: はい。学級委員とか、体育的行事の体育係とか、目立って活動できる子はいますが、目立たない子も含めて、平等に褒めることを意識しておりました。

Q: 輪に入れない子必ず出てきますけど、その子に対しての声かけ、イメージされたことってありますか。

A: 私自身がやっていたのは、声かけではないですが、毎日何かしらで生徒と喋るということを意識しておりました。

Q: 学級担任をしていく上で、 楽しい場面と結構大変な場面があると思うんですけど、いじめ問題というのがどうしてもついてもあると思うんですけども、いじめ問題を、いじめを発生させないための何かこう、お考え、工夫がありますか。

A: はい、クラスのみならず学年全体、学校全体として、学校の秩序を守るということ、そして誰とでも積極的にコミュニケーションを取って、不満がないか嫌なことがないかを日々生徒に聞き、生徒を観察します。

Q: いじめっていう問題は、どうしてもこう出てくるんですけど、もしそういう芽を見つけた時、どのように対応しますか。

A:そういった行動がなぜ起こったのか、それがやっていい行動なのかを生徒に問い、考えさせて、やってはいけないことだということを繰り返し指導していきます。

Q: それは加害者側にですか。

A: そうですね、はい。

Q: 被害者側に対してはどう指導しますか。

A:はい、被害者生徒のいじめの芽に触れるか触れないかは置いておいて、なんか最近嫌なことはあったかとか、なんか困ってることはないかということを繰り返し生徒に聞いていきます。

Q: もう一方で、不登校の生徒に対してどのような支援をしますか。

A: はい。教員としても必ずしなければいけないこととして、週に1回は連絡を取り、実際に生徒の声を聞きます。また、生存確認も含めて、時間が許す限り家庭訪問し、実際に生徒の様子や昼夜逆転した生活をしていないか、学校に来るとして不安なことがないか、何が解消されれば学校に来れるようになるかヒアリングしていきます。

Q: 休み時間にクラスで1人ぼっちになってしまう生徒とかいると思うんですけど、その子に対して声掛けはどんなことをしていましたか。

A: はい。一人ぼっちの生徒には何か役割を持たせます。例えば、私が黒板を掃除するところで、「ちょっと手伝ってくれないか」と仕事を任せ、なんで学校に来るかという意義を新しく作らせて、不登校になりそうな生徒のケアをしていきます。

Q: そういったことをやって、学校に来るようになった生徒はいましたか。

A: はい。不登校の生徒には、「私の授業は面白いよ」「授業に来ればいいことあるよ」と伝え、生徒を私の授業に引き込みます。生徒が授業に来ればこっちのもので、授業中にペアワークやグループワークをやらせれば、勝手に生徒同士で喋るので、そういった状況を作ることで、同級生と会話をする機会を作る。友達ができれば生徒も学校に来たいなと思うので、そういったところで生徒を学校に来させる、学校に来たいと思わせるような指導を行います。

Q: 一方で、夏休み明けになって、今までいたグループから突然一人になってしまう生徒がいると思うんですけど、そういう生徒にはどう接していきますか。

A: はい。普段と変わらず積極的にコミュニケーション取って、他の生徒からもその生徒の情報とかを引き出して、なんかだれだれ君と最近どうなのみたいなことで話を聞きます。

Q:放課後の職員室で、近隣から電話がかかってきて、グラウンドの部活動、野球部の音がうるさいという苦情が入りました。どのように対応していきますか。

A: はい。電話してくださった方にまず謝罪の旨を伝えて、さらにどういった改善を行っていくかを電話でお伝えします。可能であれば電話番号とお名前を控え、そのあと野球部の活動がどう変わっていったかを後日電話で改めて伝える、もしくはお家にお伺いし、その方に直接お話しするというような対応をします。

Q: 保護者の方から、「最近うちの子、いじめられてるみたいだ」という相談がありました。どうしますか。

A: はい、迅速に対応します。まず、その保護者からのいじめの話を詳しく聞いて、どういった状況が見られるのか、もちろん私自身の指導が不適切かもしれないので、まず状況を確認します。生徒に聞き取りをし、 真摯に対応して、どういった状況なのかということを把握し、他の教員にも色々手伝っていただきながら対応していきます。

Q: 生徒に対してはどうですか。

A: いじめが確認された場合は、まず簡単な問題ではないと思うので、先輩教員に相談させていただいて、どういった対応すればいいのかをまず聞いてから行動します。

Q: 保護者の方から、最近英語の成績が落ちて来て悩んでいる、という連絡が入りました。どうしますか。

A: はい。私の指導ができていないということですので、まず私自身、指導の改善を行います。場合によっては生徒の都合を聞き、放課後に補習とかも行っていきます。

Q: 英語がちょっと嫌いになりそうという生徒に対しては、どのように対応していきますか。

A: はい。それは私の責任ですので、なんで嫌いになりそうなのか、どんな指導を希望するのかを聞いて、私自身の授業の改善も行います。

Q: はい、ありがとうございます。それでは最後に、改めて教員になりたいという気持ちを30秒程度でお話しください。

A: はい。私の目標は、生徒が英語を学ぶ楽しさを実感し、積極的にコミュニケーションを取れるようになることです。そのためには、生徒一人ひとりの興味関心に合わせた教材や活動を取り入れ、飽きさせない授業を展開したいと考えています。また、異文化理解を深めるための様々な取り組みも積極的に行っていきたいと考えます。

A: ありがとうございました。

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