記事概要 私Garudaが書いた、平成31年(令和元年)度の東京都公立学校教員採用試験の論文一般選考B問題の論文の校正の詳細です。論文がなぜ校正されたのかを紹介します。
校正された論文はこちら
校正詳細
採点者が知らなそうな言葉は避けるべき
私が論文の中で使った「マインドマップ」や「シンキングツール」という言葉をGaruda父は知りませんでした。(私Garudaは、高校生の時にこれらの言葉を学んだので)知っとけよと思いましたが、なんにせよ採点者にとって疑問が浮かぶような言葉を使うことはあまりよくないです。要するに、採点者が知らないような表現は使ってはいけないということです。
カタカナ語は減らす
上に書いた「マインドマップ」などの言葉を含め、「トライアンドエラー」などの表現も極力避けるべきです。
「する」「させる」の単語の表現 指導であれば「させる」
子どもになにかを行わせる場合には、「~させる」という表現が適切です。私の論文の中では「する」「させる」の表現の統一ができていませんでした。主語と述語の関係をもっと意識して文章を書く必要がありました。
論文後半の論例策の策が弱い、具体例が少ない
私の書いた論文の、上段の策はまあまあ良かったです。(以下の部分です)
課題の解決策を言語化するためにまず、マインドマップなどのシンキングツールを使って、生徒に自分の考えや解決策を紙に書かせる。その後、書きだした案や策が書かれた紙をグループで見せ合い、考えを共有する。お互いの考えや案を共有したところで、課題解決のためのディスカッションを行う。それぞれのステップで十分な時間を与えることで、生徒一人一人発言する意見を持たせ、ディスカッションを活性化させる。
それに対して、下段の策の部分の具体性が弱かったです。上段の文のように、「~をさせる」「~をさせる」というような具体例をいかに出せるかによって、策の質が決まります。策の中身を濃くする必要があります。
総括
私の論文は、東京都の教員採用試験の論文試験の合格ラインに達してきていますが、まだまだ修正する箇所があります。何回も論文を書いて校正を繰り返し、文章力に磨きをかけていきましょう。
コメント