教採対策 学校現場での場面指導の面接例4 東京都教員採用試験

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記事概要 東京都教員採用試験の「学校現場での場面指導」の面接例です。
学校現場での場面指導の面接例3と改善と反省はこちら

教採対策 学校現場での場面指導の面接例3と改善と反省 東京都教員採用試験
記事概要 東京都教員採用試験の「学校現場での場面指導」の面接例です。面接例3の改善点をもとに、もう一度、学校現場での場面指導の面接を行いました。 学校現場での場面指導 面接例3と反省はこちら  東京都教員採用試験の「学校現場での事例」の面接...

 学校現場での事例に関する質問は、具体的にどんな質問なのかということで、元教員採用試験の面接官だった父Garudaを相手に、実際に私Garudaが面接練習を行ってみました。今回は前回に引き続き、同じ内容の、「保護者から、安全確保のために携帯電話を持たせたいという依頼がありました。どう対応しますか。」の質問に対して、保持を許可する立場で面接を行いました。参考にしてください。まず、私Garudaの学校現場での事例の質疑応答を見てください。

注 Q=面接官からの質問 A=私Garudaの解答
面接中の「、」の数1つにつき、1秒間が開いているという解釈で読んでください。「、、、」の場合は3秒、間が開いています。

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面接例

Q あなたの授業中に寝ている生徒がいたとします。あなたはどのように指導しますか。
A 、はい、生徒を起こし、、はい、生徒を起こします。
Q 起こしても起きなかったとしたら、どうしますか。
A 、、、はい、、起きる、、、、授業中なので時間が許す限り、、、、、生徒を起こし続けます。
Q その起こした結果、大声を出したりしたらどうしますか。
A はい、生徒に落ち着くように、伝えます。
Q そのあとあなたは生徒にどんな指導をしますか。
A はい、授業中なので、私教員の話を聞くようにということを伝え、、授業後、生徒になぜ寝ていたのかということを聞きます。
Q その際、気をつけなければならないことはどんなことですか。
A はい、私一人だけで聞くのではなく、他の教員に協力していただき、複数人で生徒指導を行うことです。
Q それは大事なことですね。もし生徒が「先生の授業がつまらないので眠くなってしまうんです」と言ったらどうしますか。
A 、はい、、、授業がつまらない点がどこかということを聞き、私自身授業の改善をし、授業の改善をするので、私自身授業の改善をし、生徒が寝ないような授業を展開していきます。
Q 生徒が寝ないような授業という点では、どのようなことを授業で工夫するのが大切だと思いますか。
A はい、話を聞くだけの受動的な学習ではなく、生徒が主体的になって勉強するような活動を増やしていきます。
Q 具体的には、どんなことをしたら主体的な活動になりますか。
A はい、生徒が話したり書いたりする活動を増やしていきます。
Q わかりました。
(計約3分) 評価10点中6点

反省

質問1 もし生徒が「先生の授業がつまらないので眠くなってしまうんです」と言ったらどうしますか。

ベストアンサー 授業のつまらない点を聞き、授業の改善をし、生徒が寝ない授業を行います。

 無論、学校現場での問題に関して教員側に責任がある場合には、教員がまず改善を行います。今回の面接練習では、私Garudaは多少言葉に詰まったものの、適切に答えることができていました。

反省詳細

教員として持つべきスタンス 生徒が勉強ができないのは、教員の責任  
 話はそれますが、理想と現実はともかく、教員自体は、「どんな児童生徒でも学力を上げることができる」というくらい自身を持つ、力量をつけるべきです。これくらいのマインドを持っていなければ、教員を目指すべきではないです。

予想される生徒が授業で寝てしまう他の理由

現実問題、教員の授業がつまらないから寝てしまうという状況は起きるべきではありません。面接例で出てきた理由以外の質問を見てみましょう。

質問 生徒に寝ている理由を聞くと、赤ちゃんの夜泣きにより、生徒が家でよく寝れていないということがわかりました。これをうけてあなたならどうしますか。

ベストアンサー 家庭環境の問題は対応するのが難しいと考えるので、管理職に相談します。

実際に学校現場で出くわす可能性の高い問題は、家庭環境の問題です。家庭環境の問題に関しては、教員が関与できない領域です。「報連相」が大事なので、管理職(校長・副校長)に報告して後は全て任せましょう。

 

返答の前提

 「生徒が寝ないような授業という点では、どのようなことを授業で工夫するのが大切だと思いますか。」というような質問に対する答えは、受験生が指導する教科の前提で話を進めて問題ないです。具体的には、「私Garudaは英語科の教員ですので、生徒に教科書の音読をさせる」とか、「私は英語を教える立場ですから、起立してペアワークをさせる」など、教科の特徴を利用した授業の工夫を提案しても問題ありません。しかし、教科の専門用語を使う場合には、面接官に対して教科の専門用語の説明ができるようにしておきましょう。

反省と総評

今回の返答は、悪くはないです。しかし、最初の質問の、授業中に生徒が寝た際の対応をどうするかに関して、私Garudaは返答にかなり時間がかかりました。事例に関しての質問に対する返答の経験が阿東的に足りていない証拠ですね。後半の質疑応答はかなりよいでしょう。
 教員が何か改善をして問題が解決するのなら、主体的に動いていきましょう。家庭環境の問題は、上の人にその問題も投げちゃいましょう。
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