記事概要 私Garudaが、公立中学校の第1学年の英語の授業で、文法の指導(I am ~ などの内容)や教科書本文の指導を開始するまでの、授業案のまとめ記事です。
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自己紹介 中学校第1学年英語科学習指導案 1学期1回目授業
補足
・授業開きなので、教員自身が自己紹介をするとともに、今後の授業の際のルールや持ち物などを徹底させるようにする。教員自身の目標があれば説明するなど、余談が多くても問題ない。
・可能であれば、成績のつけ方も説明できるとよい。
・初回授業で生徒になめられないように。この段階で生徒に見切られると、今後授業がうまくいきにくくなる。
アルファベット導入 中学校第1学年英語科学習指導案 1学期 第2回目授業
補足
・学習指導要領が変更されるにつれて、小学生の時点で基本的な英語の表現などを学習してる中学1年生は多い。しかし、小学生時点での学習理解度は学校ごとにまちまちなので、「実は英語の授業を受けたことがない」という生徒がいないようにあくまで、英語の基礎の基礎から始めるつもりで指導を行う。
・授業の際のルールと持ち物を繰り返し確認する。
・徐々にClassroom English(授業で主に使用する英語。主に生徒に指示をするときに使う)を指導でいると良い。早い段階で英語を使用する機会を増やしていくことで、英語による指示を理解できるようにしたい(オールイングリッシュの授業は無理ではあるが)。
じゃんけん大会 中学校第1学年英語科学習指導案 1学期 第3回目授業
補足
・3回目までの授業が、俗にいう「黄金の3日間」の期間です。3回目の授業が終了するまでに、授業の受け方や勉強の仕方などを生徒に定着させることができると、1年間授業をスムーズに進めることができるようになる可能性が高くなります。ルールの徹底を意識しましょう。
・3回目で、英語の授業でよく使う(人による?)英語でのじゃんけんの仕方を指導します。きちんと指導しないと、生徒間のじゃんけんのテンポがずれることがあるので、ゲーム感覚でじゃんけんを定着させたい。
・厳しく忘れ物のチェックなどを行う。
アルファベットライティング 中学校第1学年英語科学習指導案 1学期 第4回目授業
補足
・「アルファベットなんて全て完璧に書ける」という生徒がいるかもしれないが、基礎の基礎から指導していく。
・ノートを提出物扱いにはしないほうがよいと考える。中間・期末試験前に回収して提出物として成績に反映するのかもしれないが、試験期間は採点で忙しいことが多い。教員の負担を減らすためにも、ノートはあくまで自習用に使用するべきであると考える。
・ペアで問題の答え合わせを行わせる。個人の採点で「不正をしても意味がない」ということを理解させる。
フォニックス1回目 学期 第5回目授業 中学校第1学年英語科学習指導案
補足
・アルファベットの指導後フォニックスを教え、語彙をどんどん増やしていく。フォニックスを使って読めるカタカナ語のリストを使用することができると、生徒の語彙が増えるかもしれない。
・フォニックス指導と同時に、アルファベット全てを書けるように指導していく。
・文法の指導・教科書の本文を指導し始めるまでは、英語の授業は楽しいという印象を持たせたい。
フォニックス2回目 中学校第1学年英語科学習指導案 1学期 第6回目授業
補足
・生徒が主体的に活動をする機会を増やしたい。教員だけでなく、生徒も一緒に授業を作っていくという意識を植え付ける。
・フォニックスの「マジックe」は教えておいたほうがよいと考える。他のフォニックスの音に関しては、英語を学習していく中でなんとなく発音ができるようになってくるかもしれないが、マジックeは知っておいてかない役に立つと考える。
・積極的にフォニックスを活用していき、「英語ができる」という感覚をもたせる。
フォニックス3回目 中学校第1学年英語科学習指導案 1学期 第7回目授業
補足
・ビンゴを使用しながら、フォニックスを学習する中で、スペルも書けるようになるということを理解させる。
・褒める表現を生徒に覚えさせ、どんな活動に対しても褒め合うことで、楽しく授業を展開するようにする。
・ヘボン式ローマ字を指導し、小学校で習ったローマ字との違いを把握させる。
ヘボン式ローマ字 中学校第1学年英語科学習指導案 1学期 第8回目授業
補足
・ペアワークごとに褒める表現を発言させ、授業の雰囲気をよくする。
・これくらいの時期からゴールデンウィークの時期に入るので、ゴールデンウィーク後の予定や宿題を提示しておく。
・アルファベットの大文字小文字を全て書けるように、ヘボン式ローマ字も全て書けるように、という宿題を出しておくと、GW後に教科書の指導をスムーズに行いやすい。
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