記事概要 私Garudaが書いた令和5年度の東京都公立学校教員採用試験{令和5年度東京都公立学校教員採用候補者選考 (6年度採用)}の、論文の答えです。
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問題
各学校では、児童・生徒一人一人のよい点や可能性を引き出し伸ばす教育が求められています。
このことについて、あなたの考えを述べた上で、その考えに立ち、教師としてどのように取り組んでいくか、志望する校種と教科等に即して、26 行(910 字)を超え、3 0 行(1,0 5 0 字)以内で述べなさい※ 引用 東京都教育委員会 令和5年度東京都公立学校教員採用候補者選考 第一次選考
https://www.kyoinsaiyopr.metro.tokyo.lg.jp/pdf/exam/mondai35.pdf
解答例
全ての子どもは一人一人異なる才能や興味をもっている。それらの特性を最大限に生かすことができる教育環境を提供することが、児童・生徒一人一人の長所や可能性を引き出し、伸長させるために重要だと考える。
私は、生徒一人一人の個性や長所を理解し、一人一人の可能性を最大限に引き出すために努力します。生徒が自己肯定感を持ち、自信を持って学び続けることができるよう、生徒の意見やアイデアを尊重し、生徒自身が学びの主体となるように促す。また、コミュニケーション能力や問題解決能力、創造性など、将来の社会で必要なスキルを育むために、多様な学習方法や活動を取り入れる。
志望する校種と教科に関しては、私は中学校の英語教師を目指している。英語はグローバルなコミュニケーションのツールとしてますます重要性を増すことから、生徒が英語を楽しく学び、自信を持って使える授業を工夫する。
私は、英語の授業において、生徒が自ら考え、自ら表現することを重視する。ただ単に単語や文法を覚えさせのではなく、コミュニケーション能力を向上させるために、ディスカッションやグループ活動、プレゼンテーションなどの機会を増やしていく。さらに、生徒が興味を持つトピックやテーマに基づいて学習を進めることで、生徒の関心を引き出し、学習意欲を高めていく。
私の授業では、生徒一人一人の進度や能力に合わせた配慮も欠かせません。授業内での個別指導やフィードバックを通じて、生徒が自分自身の成長を実感できるようする。また、英語を学ぶだけでなく、異文化にふれ、国際理解を進める機会を提供し、より広い視野を持つことができるようにする。
さらに、教師自らが成長するために、継続的な学びと自己啓発に努め、情報機器を活用して、教育の最新のトレンドや研究成果にアクセスする。また、同僚や他の教育関係者とのコミュニケーションや情報交換を通じて、教科指導力や生活指導力の向上を図っていく。
私は教育において生徒一人一人の個性や可能性を引き出すことの重要性を認識しており、それを実現するために尽力する。志望する中学校の英語教師として、生徒が英語学習を通じて自信を持ち、コミュニケーション能力を向上させるだけでなく、より広い視野を持つことができるような教育環境を提供したいと考えている。また、自己成長を続けながら、教育の質を向上させるために努力を惜しまない覚悟も持っていく。
計990字
総括
この論文は、10点満点中7点くらいです。まあ東京都の教員採用試験には合格するレベルの論文になっています。解答例1よりも質の良い論文になっています。
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