記事概要 今日の学校において、不登校になる子どもが増えています。しかし、「不登校」自体をネガティブに考えることは間違っていますし、不登校の子どもを無理やり学校に通わせるのも間違っています。今回は子どもが不登校になったとき、子どもが学校に行くことを渋るようになったときに、親は何をするべきか、どんな心持ちでいるべきかについて解説していきます。
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学校を休んでも胸を張ろう 学校より居心地のいい家 【ポジティブな不登校】
記事概要 今日の学校において、不登校になる子どもが増えています。しかし、「不登校」自体をネガティブに考えることは間違っていますし、不登校の子どもを無理やり学校に通わせるのも間違っています。「不登校」という言葉に、これからの時代にふさわしいポ...
不登校宣言
頑張って、頑張って、今まで小学校、中学校に通ってきたけれど、『学校にはもう行かれない』と感じたら、「学校には行かない」「学校をしばらく休む」と周囲に宣言しましょう。心や体の健康を保つために学校を欠席することは、必ずしも悪いことではありません。ただし、できることならば、学校に行かない代わりに、「~をする」と宣言し、確実に行動できるといいでしょう。
たとえば、
- 学校に行く日と同じ時刻に起床し、朝食を済ませる。時間に余裕があれば、家族の使った食器を洗う。
- 「~年~組の~です。今日は学校を欠席します」と、自分で学校に連絡する。
- 時計を用意し、自分が所属する学級の時間割りどおりに自宅学習を行う。
- 昼食も学校の日程どおりの時間で食べ、昼休みもとる。
- 午後にも、自分の学級の時間割りどおりで学習し、ゲーム機やスマートフォン等の使用は禁止。
- 放課後の時間は行動に制限なし。ゲームをしようが友達と遊ぼうがそれは自由。もちろん外出は可。
- 自分の学級の児童・生徒が受けるテストを手に入れ、決められた時間で答え、先生に採点していただく。
そして、できることならば
テスト結果が自分の満足いくものだったら、一人で学ぶ自分を褒める。保護者も安心する。なお、理解が不十分であったり、自分では解けなかったりする問題に関しては、誰かに尋ねるなどする。
考えれば、学校には行かなくとも、自分にできることはまだまだあるでしょう。不登校になりそうだったら、不登校となる前に十分に考え、その計画に従って「誰からも文句を言われない不登校生活」を送ってみることも大切です。担任の先生やお父さん・お母さんにいろいろ相談することは、もちろん大切ですが。
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不登校になったときの親のマニュアル対応2 【ポジティブな不登校】
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