東京都教採個人面接練習1 面接票からの質疑応答の分析と解説【東京都の教採は独学でなんとかなる】

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東京都教採個人面接練習1 面接票からの質疑応答の分析と解説【東京都の教採は独学でなんとかなる】
記事概要 東京都の教員採用試験の2次試験の個人面接の対策として、私Garudaが面接練習をしてみました。教員採用試験の個人面接の、面接票に関する私Garudaの質疑応答の分析と解説を行っていきます。教員採用試験の個人面接において大事な箇所をいくつかピックアップして解説します。
面接練習の実際の音声はこちら

面接票からの質疑応答のスクリプトはこちら

東京都教採2次試験 個人面接練習1 面接票からの質問と回答【東京都の教採は独学でなんとかなる】
記事概要 東京都の教員採用試験の2次試験には、個人面接があります。個人面接の対策として、私Garudaが面接練習をしてみましたので、模擬練習を行った際のスクリプトを掲載します。今回は面接票からの質問の練習です。模擬練習の実際の音声はこちら参...

※ 面接スクリプトの表記
面接官からの質問=Q
Garudaの回答=A
「、」は一瞬の沈黙を表します。「、」が多いほど、沈黙が長いことを意味します。

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面接官が納得していない回答は、重ねて追及される

 「受験教科、 科目の得意分野や領域において、学校の教育でどのように生かしたいと考えますか」に関する応答の箇所です。

Q 受験教科、 科目の得意分野や領域において、学校の教育でどのように生かしたいと考えますか。
A はい、、、現在完了、形の指導を、、、効率の良い、効率の良い現在完了形に関する指導を行っていきます。
Q 効率良い現在完了形の指導ってどういうことですか。
A はい、現在完了形は中学校の英文法においてもかなり難しい分野であり、、そういった生徒のつまずきになる点を、、生徒の理解、理解度の定着を繰り返し、かっ、確認しながら指導を行っていきます。

 面接官が納得していない返答や理解できないような返答は、基本的に追及されます。「効率の良い現在完了形に関する指導」みたいな、『お前何言ってるんだ?』みたいな、よく理解できない表現は、面接官が納得するまで質問される可能性があるでしょう。面接練習中は私Garuda自身、精一杯なんとか返答しようと試行錯誤しましたが、文字化すると、『何言ってんだ』という感じですね。しかし、たとえ答えが的を射ていなくても、なにがしか答えようとする必死な姿勢は面接官に評価されます。

 この質問への模範解答としては、「自分が専攻した教科を好きになったきっかけ」や「どの生徒も理解できるような丁寧な指導をしていく」や「文法事項の指導」というような回答が適切でしょう。私Garudaが答えた、「現在完了形」という答えでは、狭い分野での質疑・応答になりにりがちです。

模範解答にこだわらない。模範ではない答えも十分に可。

 「教育公務員になりますけれども、都民の期待や信頼に応えるために 重視していかなければいけないことはなんでしょう」での質疑応答です。

Q あなたは採用された場合、教育公務員になりますけれども、都民の期待や信頼に応えるために重視していかなければいけないことはなんでしょう。
A はい、私、私自身、、、、研究と修養に努め、自らの指導する能力を上げていくことです。
Q あなたが研究と修養に努めていることを、どのように地域で保護者に伝えますか。
A はい、地域や、保護者と、積極的にコミュニケーションを取り、普段、、私が指導している内容などを、保護者や生徒にも理解していただき、、、、理解を深めていただきます。
Q 積極的にってお話ですけど、具体的にはどのようにしますか。
A はい、地域とのコミュニケーションを取るため、ボランティア活動や地域で行われる活動に、私自身積極的に参加します。
Q ボランティア活動に参加したことで、あなたの研修、研究をしてることが相手に伝わりますか。
A はい。私自身、そういった場に顔を出すこと、及び保護者、保護者や地域の方との話し合いの中で、私自身の、じ、現状を伝えながら、、仕事の理解をしていただきます。

 正直、これは模範解答とは言えません。この質問は難しい質問ですが、模範解答は何でしょうか。考えてみてください。

 模範解答としては、「日々の指導から生徒に『いい先生』と思われるような指導を行い、授業参観でそういった指導を保護者に見てもらい、信頼にこたえます。」が適切でしょう。都民や保護者の期待の一つとして、「子どもの学力向上」が挙げられるでしょう。これを教師として達成するには、「実際の指導を保護者に見てもらう」ことが、期待や信頼にこたえることの一つでしょう。

余裕をもって落ち着いて回答する。

 私Garudaの質疑応答では、全体としては落ち着いて回答できています。しかし、面接の終盤では、かなり苦悩しながらこたえていますが、とりあえず全ての質問に回答し終えています。

 また、面接練習の際の注意点でも解説しましたが、「と思います」「と考えます」という表現は避けるべきです。これを完遂しているわけではありませんが、全体としては、「~します」と言いきった場面が多いでしょう。 

 自信がない返答では、私Garudaは語尾が小さくなる傾向があります。それにも留意すべきでしたが、極端に語尾が小さくなっている箇所はありませんでした。

 予想していなかった、あるいは、対策していなかった質問をされると、緊張したり面食らって自信がなくなったりするものです。今回の面接練習での質問は、実際にはよく問われる内容ですので、自分なりのこたえを用意しておくとよいでしょう。

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東京都教採2次試験 個人面接練習2 教科指導と場面指導の質問と回答【東京都の教採は独学でなんとかなる】
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