若手の教員から見たツーブロックヘアの校則について

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若手の男性で、ツーブロックヘアにしたいと思っている若手は一定すると思っている。しかしながら、校則として生徒にツーブロックヘアを禁じている学校が多い。このような校則があるゆえに、教員側が悪い見本になってはいけないということで、教員にもツーブロックヘアを控えるようにさせている学校もある。

正直、年上の人たちのツーブロックヘアに対する偏見が大きすぎるのだと思っている。ツーブロックヘアがいけないとされる理由として、子どもは過度に髪の毛をいじってはいけないからというものがあるだろう。

そもそも、今ツーブロックヘアが流行っている理由として、頭を洗うのが楽だからという理由が挙げられるであろう。実際、洗髪の楽さに関しては、ツーブロックヘアをやったことがある人間でないと理解できないことが多い。だからこそツーブロックヘアという概念がなかった年上の管理職やベテランにとっては、ツーブロックヘアというものがただの悪いものという感覚でしかない。

そもそもの話、年齢が上の人は、今の若い人がどのような髪型がふさわしいのかということは分かっていない。とりわけ、ずっと学校で勤務していたような人は、新社会人が印象をよくするために、どのような髪型を選んでいるかということを全く知らない。年上の人には、新社会人向けのヘアスタイルなどを扱っている雑誌を一度読んでみて欲しい。かなりの割合でツーブロックが推奨されていることだろう。人によって髪質も違えば、伸びるスピードも違う。その中でそれぞれの人に会った髪型があるであろうに。社会人にとって「清潔感」が大事なことくらい誰でもわかる。そんな中今日の若者にとっては、短髪の代名詞とも言えるツーブロックヘアはまさに「清潔感」を表す髪型と言っても過言ではない。ヘアスタイルを扱っている雑誌では、ショートヘア=ツーブロックにほぼなりかけている。ミディアムでさえ、年齢が上の教員にとってはロン毛とみなされてしまうだろう。となると短髪でツーブロック以外の選択肢といえば、坊主ぐらいになってしまう。昭和か、と突っ込んでしまうような選択肢の無さである。

 

髪は個性が大きく出やすいからこそ、ある程度反対する人に楯突いてでも、ツーブロックヘアを推奨していきたい。先生だから OK というわけではなくて、年上の人のステレオタイプを変えていきたい。 若手の教員から変わっていくことで、子供にとってもより良い環境になっていくと信じている。

コメント

  1. 平田公一郎 より:

    生徒さんたちと本音で話せない教員は意味のないルールに頼るしか方法がないのではないかな。
    私が部活動指導員として勤務する公立中学校では、「体育着の裾はジャージのズボンの中に入れる(いわゆる、インってやつ)」という謎のルールが存在する。かくいう私はポロシャツをズボンの外に出して着ているのだが^^先日の山形の死亡事故をうけた管理職からの通達の中に、「夏季休業中はシャツ出しを認める、そのことで生徒が悪い方向へ向くことはない。」とありました。なら。はなからそんなルールいらねーだろと笑ってしまった次第にございます^^

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