魅力的な男の子になるための入門書 男の子の品格―勉強もスポーツも得意な子になる方法

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男の子の品格―勉強もスポーツも得意な子になる方法

エンライト・ドミニク/マクドナルド・ガイ【著】〈Macdonald Guy〉/安齋 奈津子【訳】

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概要

原作のタイトルが、The Boys’ Book: How to be the Best at Everythingとあるように、どんなことでも一番になる男の子になるための方法を書いた本です。直訳の意味から考えれば、邦題の『男の子の品格』というタイトルは果たして適切なのか?と思ってしまいますが、魅力的な男の子になるための様々なことがリストアップされています。これを読んで実践すれば、立派な英国紳士になれるかも?

本書の中身

 書店で本書を見かけたときに、「英国で100万部のベストセラー!! 元気で、賢くて、好奇心いっぱいで、勇気を持った、夢のある人になる!!」という帯に魅かれて購入しました。

 しかしながら、読み始めて「ん?」と思う箇所が目立ちました。品格のある男の子をめざすための項目として、「スケボーの必殺技をマスターする」「ネクタイのむすびかた」「ジャグリングに挑戦」「自転車のパンクを修理する」あたりは実践的だなという印象を受けますが、「ワニとたたかう」「火山をつくろう」「吸血鬼を退治する」「占い杖で水脈や金脈を掘り当てる方法」などは、何が言いたいのか理解できません。

 面白そうな項目として「マジックを覚えよう」がありますが、マジックを覚える工程の1でスペードのキングのカードを半分に切ります。「常識をギャグに変える」では、「きみの脳みその80%は水でできているんだよ。知ってた?」です。これらによって男の子の品格が磨かれるのかは、疑問に感じます。

タイトルと帯の詐欺

 本書を読んで思ったのは、本書を読んで面白いと思えるのは、小学校3年生までかなということです。10歳くらいまでの男の子であれば、本書を読んで面白いと思えるかもしれません。そして帯の「英国で100万部のベストセラー」が本当なら、イギリス人はこんなにも面白くない本を購入するのかと、日本人の感覚だと思ってしまいます。忖度なく正直に言えば、日本人の大人が本書を読んだところで「これは何が面白いんだ?」と思えるような作品です。

 しかしながら、この本の女の子バージョンである『女の子の品格』もあるので、男の子の品格を読んで気に入った人はこちらもおすすめです。

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