アマチュアによる部活指導

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学校は部活動のシステムをやめるべきであると私は考えている。理由はいくつもあるが、今回は若手の視点から部活動をやめるべき理由述べていく。

 

4月1日、はれて学校に着任すると、教員は部活動の顧問を任される。初任者はほとんどの場合、顧問となる部活動を選択することができない。学校から転任した先生が受け持っていた部活動の顧問を任されることが多いからである。多くの場合、空いた枠を埋めるのである。まれに部活動の顧問となることを拒否できる地域もあるが、聞いた話やTwitterでの話を見る限りでは、他の教員などによる圧力によりなくなく部活動の顧問の役割を引き受けていることが多い。無論、初任者で部活動の顧問を拒否する強い意志を持っている人間は滅多にいないだろう。少なくとも私が初任者教員になったときには拒否できなかった。

 

ここで若手にとってつらいことは、顧問になる部活動を選べないことである。もちろん顧問をやらなくていいのであれば、やらないのであるが、ここではその議論はやめておく。私が考えるのは、経験したこともないような部活動の指導を、若手の教員が行わなければならないことがあるということである。

 

学校の規模にもよるが、サッカーや野球、バスケットボール、バレーボール、テニス、吹奏楽部などの部活動は、多くの学校に存在するだろう。初任者はこれらの経験したこともないような部活動の顧問を任されることがある。そこで技術的な指導を任されることもある。私が怖いと思うのは、素人が十分に知識もなく指導して、取り返しのつかないような結果になってしまうこともあるということである。

 

うさぎ跳びのような練習は最たる例であろう。根性を鍛えるために用いられたのかもしれないが、うさぎ跳びをやった結果、膝を悪くする生徒が多く、現代ではほとんど用いられていない。競技の素人だから、練習は生徒自身で考えろ、という指示も危険が伴うと感じる。体に悪影響を及ぼすような練習を生徒が始めたら、それを止めることも部活動の顧問の責任であると感じる。誤った練習を見過ごしていれば、生徒の才能を殺しかねない。

 

加えて、経験のないスポーツの部活の顧問などになると、けがの際の適切な処置の知識がない。けがの対処の多くには、早急な処置が求められることもある。例えば、バスケットボール部の顧問であれば、バスケットボールでよく起こるけがである捻挫の対処などの知識があるかどうかも大事である。とりわけ接触プレーによる首から上のけがに関しての応急措置は、やはり経験者の知識が求められる。目、鼻、歯、頭などの事故は下手すれば笑えない事故になりかねないので、適切な知識を知っている人が部活の顧問になるべき。だがそれができないのが、学校の現状。

 

知識もなく指導をすることは教える側にも責任は伴う。子どもが生涯背負ってしまうようなけがを、アマチュアで責任はとれない。

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