服を着るならこんなふうに
私Garudaが伝えたいこと:中学生は高校入学前に、最低限のおしゃれは知っておけ
高校生が高校入学時に大事なことは、同級生になめられないことです。入学数日でヤンキーに目をつけられたり、学校でうんこをもらしたり、同級生が(ださい)と思ってしまうような趣味などを人に押しつけたりすると、すぐにクラスのヒエラルキーの最下層に位置することになります(今時上記のような失態はなかなか聞かないですが)。
高校生が同級生をなめる基準の一つに、「おしゃれ度」があると、私Garuda自身は思っています。制服を着ていればなんの問題もないのですが、極端に「ださい」私服を着ていると、同級生はがっかりしたり、幻滅したりします。この瞬間に高校生は(こいつださいから、関わらんとこ)とか内心思っています。
もちろん、「我を突き通す」ことができるから他人になんと言われおうと関係ない、という主義があれば何ら問題はないです。しかし、そんな意志の固い高校生はなかなかいないでしょう。ですから中学生は高校入学前に、同級生に「ださい」と思われない程度の「おしゃれの基礎」を学んでおくべきです。
おしゃれを教えてくれるような兄貴分のような存在がいれば、おしゃれの知識は身につくかもしれません。しかし、そんな存在がいる中学生は、なかなかいないはず。そんな「おしゃれの基礎」を学べるのがこのまんが「服を着るならこんなふうに」です。
おおまかなあらすじは、おしゃれに疎い27歳の佐藤祐介が、妹の環に教えてもらいながらおしゃれを学んでいくというストーリーです。作中に出てくる服は、実際にお店で売られているものが多く、漫画を読んで「これ欲しい」と思ったら、すぐに買うことができるものばかりです。また、紹介されている服の多くはリーズナブルであり、お金のない年齢層にとって、とても役に立ちます。ファッションショーで使用されるような高価で豪華絢爛な服はほとんど出てこず、ユニクロなどの現実的な服を紹介する作品です。
おしゃれの偏差値を50から60に上げるというよりは、おしゃれの偏差値を30から50まで上げるような作品です。とりあえず、本書に掲載されている服を、正しい方法(サイズのあったもの、体格にあったもの)で購入すれば、高校デビューは完璧です。
総括
高校生になるのなら、最低限のおしゃれくらいは押さえておきましょう。中学校の先生も可能であれば、こういうことをを教えてあげるべきだと、私Garudaは考えています。子どものためにも、学級文庫に入れておいておきましょう。
学校じゃ教わらないからこその親の教育:子どものおしゃれ

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