記事概要 秋篠宮家の長男の悠仁様が、国立の筑波大学へ進学しました。皇族では学校法人学習院に進学する人が多い中、今回の筑波大学への進学に関して、世間では賛否両論あるようです。今回は、秋篠宮悠仁様の経歴を振り返って、どの程度皇族の意見は通るのかを考察します。
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お茶の水女子大附属幼稚園に入園
2010年4月、悠仁様は3歳でお茶の水女子大学附属幼稚園に入園しました。この入園には特別な制度が適用されました。紀子様が日本学術振興会の名誉特別研究員としてお茶の水女子大学で研究活動を行っていたことから、女性研究者支援のための「特別入学制度」が新設され、悠仁様はその第1号となりました。この制度は悠仁様の入園のわずか1年前に設けられ、タイミングの良さから「皇室特権」との批判も上がりました。
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筑波大学附属高校に推薦受験で進学
2022年4月、悠仁様は筑波大学附属高校に進学しました。この進学には、お茶の水女子大学と筑波大学の間で2017年に5年間だけという条件で締結された「提携校進学制度」が適用されました。この制度も悠仁様の成長に合わせて作られたように見えてしまう制度であり、「特別扱い」の疑惑の目が注がれていました。当初は中学校段階での筑波大学附属への進学も検討されましたが、秋篠宮家を取り巻く状況の変化により見送られ、高校進学時に適用されました。
加えて、進学後も悠仁様の学業成績はあまり報じられず、一般の受験生が多大な努力をして進学するのとは違うルートで進んだことから、特権的な進学と捉えられることも多いのが実情です。
東京大学に推薦受験で不合格
悠仁様は当初、東京大学への推薦入試を目指していました。この推薦枠は「学校推薦型選抜」という特別な制度ですが、厳しい基準が設けられており、全国から優秀な生徒が集まるため、合格は容易ではありません。トンボ研究の実績を武器に、2023年に東大進学が検討されたものの、1万2千筆を超える反対署名が集まり、「皇族の特別扱い」との批判が殺到しました。この国民的反発が影響し、東大は悠仁様を不合格としたとされます。ここでは、皇族のわがままが通らず、国民の声が優先された形です。紀子様のエゴで東大を狙ったものの、さすがに日本最高峰の大学での露骨な優遇は許されなかったのです。この結果は、皇族の特権にも限界があることを示しています。
筑波大学に推薦で合格
2024年12月11日、悠仁様は筑波大学生命環境学群生物学類に推薦入試で合格しました。この入試では、筑波大学附属高校の学校推薦に基づく書類審査、小論文試験、個人面接が行われました。悠仁様は幼少期からトンボや昆虫などの研究を続けられ、昆虫などの生態や生息環境の「自然誌」を学べる大学への進学を目指されてきました。
しかし、論文のコピペ疑惑や支援過多の指摘があり、学力への疑問が残ります。結果として、筑波大学へ進学したことには、批判を避けつつ国立大学進学を確保したい紀子様の意向が見えます。税金で運営される国立大学での推薦合格に、「皇族だから」との配慮が働いたとの声が強く、他の受験生の枠を奪ったとの批判も出ています。それでも合格が実現したのは、皇族の立場が教育機関に影響を及ぼした結果であり、わがままがどこまで許されるかの試金石となりました。
総括
悠仁様の経歴を振り返ると、お茶の水入園や筑波大附属高校進学では皇族のエゴが通り、東大不合格で限界が露呈しつつ、筑波大推薦合格で再び特権が働きました。上級国民としてのわがままは、教育機関や国民感情を動かす力を持ちますが、国民の反発が強まれば抑えられることもあります。皇族の行動がどこまで許されるかは、公平性とのバランスにかかっているのです。
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