教採の論文の書き方 論文の基礎『序論・本論・結論』 【東京都の教採は独学でなんとかなる】

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記事概要 東京都の教員採用試験の、論文の書き方を説明します。今回は論文の「序論・本論・結論」のバランスを数字を使って説明していきます。
動画による解説はこちら

東京都の論文試験の概要についてはこちら

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東京都の教員採用試験の論文の基礎 『序論・本論・結論』 

 教員採用試験の論文を書く練習を行う際には、
論文を「序論・本論・結論」で構成する
本論の内容のレベルを上げる
ことを徹底します。これができていれば、論文試験は問題ないです。今回は、「序論・本論・結論」について説明します。

教採の論文を書く上での基礎「序論・本論・結論」

 東京都の教員採用試験の論文を書く際には、論文を「」に当てはめて書きます。その論文の「型」とは、論文を「序論・本論・結論」で構成し、「本論」の部分を「(柱)・論・(例)・策」の流れとし、出題された問題の課題解決のための方策を2つ書くというものです。この「型」こそが、東京都の教員採用試験の論文の基礎です。

 つまり、東京都教員採用試験の論文試験の内容と照らし合わせると、
・「序論・本論・結論」という構成で、指定行数の26行(910字)~30行(1,050字)でまとめる。
・本論の部分で、課題を解決するための方策(持論)を2つ挙げる。
というのが、東京都教員採用試験の論文の書き方になります。まずは論文の核になる、序論・本論・結論についてです。
「(柱)・論・(例)・策」などの用語に関してはこちら

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序論・本論・結論のバランス

 型の「序論・本論・結論」に当てはめると言っても、当てはめる際の割合があります。「序論・本論・結論」の割合は、1:8:1が理想的です。東京都の教員採用試験の論文試験では、910字以上1050字以内で論文を書きあげなければならないので、1000字前後で論文を書き上げると仮定すると、序論100字・本論800字・結論100字程度が理想的です。

私Garudaの自論

 私Garuda自身は、教採の論文は「序論70字・本論800字・結論130字」程度が、論文の最高のバランスだと思っています。しかし、実際に論文を書いてみるとわかりますが、本論について800字も書くのはかなりしんどいです。本論について800字も書くことが大変であるのならば、「序論150字・本論700字・結論150字」程度でも、なんとか許容範囲でしょう。

本論が650字未満であると、1次試験合格の可能性はほとんど0になります。

本論のバランス 「(柱:見出し)・論・(例)・策」

 本論では、課題解決の方策を2つ挙げなければなりません。800字本論の中で2つ方策を挙げるには、400字程度の方策を2つ書くことが求められます。そして、それぞれの本論の400字を「(柱:見出し)・論・(例)・策」の構成にすると、採点者にとって読みやすい論文となります。本論の方策を400字で2つも書く自信がないという場合は、350字以上の本論を2つでも問題ないです。
 加えて、本論を「柱+論+例」:「策」=2:2の割合で2つ書くとよいでしょう。本論1つを400字として当てはめると、「柱・論・例」を200字、「策」を200字で書くのが理想です。ちなみに、「柱・論・例」の部分を150字、「策」を250字くらいとして、方策を2つ述べてもよいでしょう。なお、()で示した「柱」や「例」は、論文を書きにくければ、省略してもかまいません。

総括

 東京都教員採用試験の論文のバランスを数字で説明しました。論文を校正する際の目安にしてください。
 実際に論文をバランスに合わせて当てはめてみた例はこちら

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