記事概要 東京都の公立学校教員採用試験の、2次試験の個人面接で使用する面接票の各項目の書き方を説明します。東京都教員採用試験の面接票を見ながら確認してください。今回は面接票の項目⑪の「部活動指導等、その他の領域や分野」について詳しく書いていきます。
面接票の書き方5 項目⑪ その1はこちら
面接票の書き方6 項目⑪ その1の修正はこちら
面接項目⑪
⑪学校現場で生かしたい得意とする分野や領域
部活動指導等、その他の領域や分野
受験生が、中学校・高校生相手に指導できそうな部活動を書きましょう。受験生が学生時代に部活に打ち込んでいれば、それを書きましょう。面接票に書き込める枠が大きい分、詳しく書いていきましょう。項目が多ければ箇条書きでもかまいませんが、主語述語の入った普通の文章形式がよいでしょう。
面接官にとっての質問のネタになるものを増やすという意味でも、指導可能な部活動は少なくとも2つは書いておくと十分です。理想は、ほとんどの学校にある体育系の部活動1つと、生徒数の多い学校にはあるようなマイナーな体育系の部活動もしくは文科系の部活動1つが無難です。
比較的誰でも出来そうな部活動(例:コンピューター部、美術部、家庭科部、技術部、軽音、などの誰でも管理顧問を行うことができそうな部活動)よりは、スポーツ系の部活動を書いておいた方が無難です。
「面接票に書けるような成績を残していない」という受験生がいるかもしれませんが、部活動指導において輝かしい功績などは、面接官も求めていません。実績として全国大会に出場していても、県大会2回戦敗退でも評価において差はつかないです。面接官自身も、部活動指導の為に輝かしい成績を求めてはいないです。とにかく、部活動を責任もって担当する意欲があることをアピールすることが大事です。
ただ、面接官が質問をしてくる可能性が高い部分なので、しつこく質問されてもしっかり返答できるようにしておいたほうがいいです。ある程度内容を盛ってもかまいませんが、虚偽が発覚した場合には不合格が決定すると思ってください。今までの項目の①~⑩の内容とは、まったく話が違います。虚偽を書く場合には、質問されても虚偽を突き通せるレベルの虚偽にとどめておきましょう。
部活動指導に関しても、専門用語を使う場合にはその用語をわかりやすく説明できるようにしておきましょう。
私Garudaの面接票
私Garudaは、部活動指導等、その他の領域や分野の箇所に
バスケットボール
私はバスケットボールの5つのポジションすべてを経験した。この経験を活かし、中学高校男女共にバスケットボールの指導ができる。
剛柔流空手
沖縄剛柔流空手、簡単な護身術、型、組手、剛柔流空手の歴史を指導できる。
と書きました。
総括
部活動指導等、その他の領域や分野は、項目⑩の特技や今後書いていく項目⑫の内容と重複しても問題ないです。面接票の表面の中でも、かなり重要な箇所ですので、時間をかけて対策をしていきましょう。
面接票の書き方8 項目⑪ その2 面接対策はこちら
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