究極の戦争文学「野火」 ビブリオバトル風に 【学校においてほしい本】

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記事概要 私Garudaが、ビブリオバトル風に本を紹介します。学校で、ビブリオバトルをやってみてほしいと頼まれたら、使ってみてください。ちなみに、私Garudaはビブリオバトルをやったことがないです。

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ビブリオバトル原稿

 「文学作品」、という言葉を聞くと皆さんは何を思い浮かべるだろうか。「学問のすすめ」、「ロミオとジュリエット」、「アンネの日記」、「人間失格」、と言った作品を、皆さん一度は聞いたことがあるでしょうか。読んだことはなくとも聞いたことはあるという人がほとんどでしょう。なぜ皆さんは、これらの作品を読んだことがないのでしょうか。

 私は大学時代、文学を専攻していたということもあり、先ほど挙げた作品を読んだことがあります。これらの作品を読んだ感想としては、「そんなに面白いものではない」ということです。私は文学部であったということもあり、他の文学作品と呼ばれる作品もたくさん読みました。私が大学4年間で学んだ結論としては、「文学作品とはそんなに面白いものではない」ということです。私が勉強した4年間は何だったのでしょうか。皆さんが「学問のすすめ」なんかを読んだことがない理由は、「単純に面白くなさそうだから」だと、私は思います。東野圭吾とか宮部みゆきさんの作品のほうが、「人間失格」より100倍面白いです。

 ここまで長い前置きをしておいて、「文学作品はつまらない」と結論を出した私が紹介する作品がこちら、「野火」です。
野火 大岡昇平

 まさしく「文学作品」です。しかも「野火」は、「戦争文学」です。つまらなそうでしょう?私はこの場で断言させていただきます、「野火」は、今回のビブリオバトルで紹介される本の中で一番面白くない作品です。

 とりあえず、ビブリオバトルに出場しているということで簡単に、大岡昇平さんが書いたこちら「野火」の説明をします。
太平洋戦争時、舞台はフィリピンのレイテ島。日本は敗北寸前。主人公田村は、肺病を患ってしまったので、野戦病院に向かう。しかし食料不足により、入院を拒否されてしまう。野戦病院を出ると間もなく、米軍からの攻撃により、爆発してしまい、田村は九死に一生を得る。現地のフィリピン人は戦い続けており、センチにおいる日本人は皆、行く当てもない状況。空腹もあり、次第に意識ももうろうとしていく主人公田村は、まさに絶体絶命の危機に瀕していた。絶望の中、生き伸びるために田村がとった行動とは。

 という感じの内容なのですが、やっぱり戦争文学であるがゆえに正直、あまり「野火」をオススメはしません。実際、読んでみるとわかりますが、前半はほんとに面白くないです。まさに「古い文章」という感じで、全然面白くないです。後半になって急展開にならないと、前半を読んでいる時点で挫折しそうになります。しかも、表現もかなりグロテスクで、読んでいていい気はしません。まして、「戦争文学」と聞いて(面白そう)とは思わないでしょ?面白いと思うのなら、それはそれで道徳的にまずいです。

 じゃあ、なんでこんな本をビブリオバトルで紹介してるのか。戦争の悲惨さを知るうえで、「野火」の右に出るものはないからです。

 「火垂るの墓」「かわいそうなぞう」「原爆ドーム」など、戦争に関するものはたくさんあります。しかし、「野火」を読んでみて受ける衝撃は、これらの作品の比ではないです。

 何度も言いますが、「野火」は決して面白い作品ではないです。しかし、もしあなたが戦争のことを知りたいのなら、どんな小説よりも、どんな映画よりも、どんな戦争の戦禍を表象する土地よりも、私はこの作品を推薦します。以上です。

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