私立中学校受験

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中学受験は親のエゴ

 

中学受験をして偏差値の高い私立中学校に行って、名の知れた大学に行って、有名企業に入って安泰な人生を送る。価値観が変わっていくこの世の中で、この考えはもう古いと考えている。今の若者は日本の有名企業に入ったところで、年功序列の古い社会体制にうんざりするかもしれないし、大多数の日本の企業はいずれ、アメリカと中国の勢いに押され、米中に吸収されていくと考えている。

 

私は大学生時代大手の塾でアルバイトをしていて、中学受験をする子どもは何人か見てきた。その中で、本当に心から中学受験をしたくてしている、という考えの子供はほとんどいなかった。ほとんどの子どもは、親が強いているから勉強させられているという現状であった。制服がセーラー服の高校は少ないので、中学校からセーラー服の学校に行くために中学受験をするという子もいたが、かなり稀な例であった。

やりたくないのに勉強させられて、興味を持てないのに知識を詰め込まれた子供は、勉強することの楽しさを学ばずに大人になっていくパターンが多いと考えている。何のために学ぶのか、何がしたいのかということがわからず大人になっていく。親が作ったレールに沿っていくこと、親の要望を叶えるために勉強するというのは本人のためではない。勉強したい子は、自分から中学受験をしたいと子は中学受験をすればいいが、私が見る限りはほとんどの子は勉強をさせられてた。勉強は自分のためにするものである。

現状、このことがいいことなのか悪いことなのかわからないが、中学受験のレベルだとやはり、たくさん暗記ができるか否かが大きい。受験対策用の教科書を徹底的に暗記して、過去問を徹底的に解けば、偏差値60ぐらいの学校には受かるような成績になる。暗記が得意ということも立派な才能である。実際暗記がよくできて成績がいい子どもは努力している子どもが多いので、努力を続けられるというのも立派な才能だろう。ただ、社会に出た時に暗記だけを武器に生きてきた人間は淘汰される、大きな挫折を味わうことが多いはずである。

偏差値60ぐらいの私立中学校に入れれば、9割ぐらいの生徒はGMARCH以上の大学に入ることになるだろう。そして名の知れた企業に入り安定した生活を営むことができるだろう。だがそれを望んでいるのは本人であろうか。今後の社会では年功序列制も次第に消えていくだろう。というよりは年功序列制を続けている企業が滅びていくだろう。そうなると、ただ上の指示に従って仕事をこなすだけでは、これから訪れるであろう成果主義の社会では自らの成果を出すことはできない。暗記の能力は最低限で良い。それよりもゼロからイチを生み出す創造力が必要になってくる。ではその想像力はどうすれば養えるかと言うと、それは非常に難しい。日々の生活の中で、不思議に思うことや、疑問に思うことから想像力というものは生まれる。中学受験をすることによって、様々な環境に置かれている友達に会うことができるかもしれない。ただ、多種多様な人種に出会うことは、子どもが成長していく中で遅かれ早かれ誰にでも訪れることであろう。

あくまで勉強は自分のためにするもの。やらされてやるものではない。

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