記事概要 東京都の公立学校教員採用試験の、面接の練習をする際に受験生がチェックしておくべき点を説明します。今回は、面接中の発言について意識することを説明します。
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面接練習の際の注意点
面接試験の練習を行う際にチェックすることは
です。それぞれ内容を見ていきましょう。
・発言の際に語尾まで明瞭に話せているか
面接官からの質問に対して、答えに自信がないと、声が小さくなる受験生が多いです。発言に自信がなくなると、言葉の語尾(面接試験中では主に「~ます。」や「~です」など)が弱くなりやすいです。最後まではっきり発言することを意識して、面接練習を行いましょう。
語尾が弱くなることは、面接練習の際に、私Garudaがよく指摘されていたことでした。特に、面接中の返答に精一杯だと、語尾が弱くなっていることに受験生自身、気がつかないことが多いです。私Garuda自身指摘されるまで自分では気がつくことができませんでした。自分の発言を顧みるには、第三者に自分自身の発言の印象を聞くのがいいでしょう。具体的には、面接練習を行う際に、自分が明瞭に話せているのかを、面接官役の人に聞いてみましょう。
・質問に対して答えを出すのに、あまりにも長い沈黙ができていないか
面接中、面接官からの質問に対して、適切に即答できるに越したことはないです。しかし、どれだけ面接練習をしようとも、返答に困る状況も必ず出てきます。
質問を答えるのに10秒以上沈黙してしまうと、質問の答えを用意できていないと思われるでしょう。極端に沈黙が続いてしまうようであれば、面接官側が質問を変える場合もあります。基本的には、面接中にどんな質問が来ても、すぐに答えが出せるようにしておきましょう。まれに難しい質問もありますが、臨機応変に対応できるように練習しましょう。難しい質問に対応するには、「面接慣れ」が圧倒的に大事です。数をこなして、「慣れ」を手に入れましょう。
・質問に対して、答える前に必ず「はい」と言ってから始めているか
例 面接官 「ペアワークやグループ活動の注意点はなんですか。」
受験生 「はい、生徒間の仲が悪くペアワークをやっていない、というようなことがないか確認することです。」
というように、どんな質問が来ても、「はい」から始めて答えましょう。割と見落としがちな項目です。特に、面接が後半になっていくにつれて、面接疲れとともに「はい」を忘れることがあります。単純なことですが、練習の段階から意識していきましょう。
・早口になっていないか
意識しすぎてもしすぎることはない、というくらい大事なことです。面接中であってもなくても、緊張すると、自然と早口になってしまうものです。早口は、自分だけではなかなか気がつかないものです。意識してゆっくり話しましょう。意識的には、普段の0.8倍速で話すように心がけると、ちょうどよい速さの発言になります。
早口に関しては、第三者に指摘してもらうといいでしょう。面接のフィードバックを行う際に、どこの部分で早口になったということを指摘してもらうと、面接時の自分の弱点を理解することにもつながります。
・「思います」「考えます」という表現をできる限り避けているか
日常的にも、「思います」「考えます」という表現を使う人が多いと思います。私Garudaもよく使ってしまいますし、気をつけています。しかし、面接において、「思います」「考えます」という表現はいわば、「逃げの表現」です。このような表現を受験生が使うと、面接官側は(お前が思ってたって知らねーよ)や(発言に自信ないんだなー)と思います。意見を主張するときは、いかなる場面においても、「~です。」「~します。」という断定的な表現を使いましょう。
総括
面接中の際の発言のチェック箇所は、意識し対策することで劇的に改善することができます。上記の内容を完璧にして、教員採用試験において他の受験生との違いを出しましょう。
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