文科省の在外教育施設への海外派遣制度を利用するメリット 【日本人学校採用】

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文科省の在外教育施設への海外派遣制度を利用するメリット

  • 海外で生活することができる
  • 給料が増える
  • 日本で体験できないようなことができる
  • 家族を連れていくことができる
  • 家賃の補助が出る
  • 生徒の質が高い

それぞれ内容を見ていきましょう。

 

・海外で生活することができる

 日本人学校は海外にあるので、必然的に海外に住むことになります。日本で教員の職を得てから、海外で仕事をする人はめったにいないでしょう。日本に帰ってきてからの教員キャリアという点でも、箔がつきます。海外で働くということで、異文化を理解することができるという点でも、人間としての幅が広がります。

 

・給料が増える

 文科省の教員派遣制度により、日本人学校で働くことになると、日本で教員の仕事をする時と比べて給与が増えます。日本人学校で働いている間の給料は、もともと所属している教育委員会からの給与はもちろん、文科省からの派遣員としての給与も支払われることになります。つまり、「現地支給」と「本給」の両方のお金が入ってくるわけです。文科省からの給与が入る点は、海外子女教育振興財団の選考を通過して日本人学校の教員になった人とは異なる点です。文科省からの支払われる給与額は、赴任先の物価によって給与の差は出てきますが、なんにせよ給与が2か所から入ってきます。必然的に給与が増えるでしょう。

 

・日本で体験できないような生活ができる

 日本人学校では、教員が日本の学校では経験しないようなことが多いです。日本人学校の多くは小学部と中学部の両方がある場合がほとんどですので、生徒会活動や行事などは小中学生合同で行うことになります。加えて、日本人学校の教員不足により、専門教科以外の教科を指導する場合もあります。もちろん、現地の人と関わりを持つこともあります。刺激的な生活を味わうことができるでしょう。

 

・家族を連れていくことができる

 海外子女教育振興財団の選考を通過して日本人学校に派遣される場合と異なり、文科省の在外教育施設への海外派遣制度を利用して日本人学校の教員になると、家族を派遣先の国に連れていくことができます。家族と離れ、一人で海外に単身赴任することにならずにすむ、という点では家族も安心でしょう。

 

・家賃の補助が出る

 海外に住む際には、国から家賃の補助が出ます。文科省から派遣の教員は、海外子女教育振興財団からの派遣の教員と比べて、家賃補助が大きいです。また、派遣国の物価が大きく関係してきますが、日本人学校で働く教員は、かなりいい家に住んでいることが多いです。家やマンションにプールがあるというのはよくある話です。

 

・生徒の質が高い

日本人学校に通う生徒の多くは、優秀な子どもが多いです。ですので、問題を起こすような子どもが少ないです。結果として、教員は生徒指導を行う機会が減ります。

 

総括

 

 メリットをまとめると、日本人学校で働くメリットは「金」と「経験」の二つです。教員として、この2つの利点を最大限教授したければ、文科省の在外教育施設への海外派遣制度に応募してみましょう。

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