記事概要 私Garudaが書いた、東京都教員採用試験の令和2年度一般選考論文B問題の校正の詳細です。私Garudaが書いた論文がなぜ校正されたのか、どのようにすれば論文のレベルが上がるのかを解説します。
校正された論文はこちら
校正詳細
論文の良かった点
・簡潔で論旨が明確な論文である
単純に読みやすく、内容を理解しやすい論文になっていました。特に「校長(採点者)に共感されやすい」論文になっていました。
・論が「~である」で述べられてる
東京都教員採用試験の論文を書くときの鉄則ですが、「ですます調」「~だと思う」「~と考える」といった表現はご法度です。これらは意見の主張を弱くしてしまう表現ですので、教員採用試験の論文では「~である。」という表現を意識しましょう。
・「継続して」などの表現が入っている
公立学校の校長(採点者)は、「継続して」「意図的」「意識的」というような表現を好みがちです。私Garudaが書いた今回の論文には、うまく「継続して」の言葉が入っているのがよかったです。
私Garudaが書いた論文の細かい修正
・本論の1と2を入れ替える
今回私Garudaが書いた論文であれば、本論の策の内容から考えて、本論の1と2を入れ替えると良いでしょう。なぜなら、部活動には不参加な生徒もいるからです。私Garudaの論文では2つの本論において、部活動と学校行事の内容で話を進めていますが、私Garudaが行う方策の対象が全ての生徒となる、学校行事の方策を先に提示するほうがよいです。どちらかと言えば、本論の主張の強い(自信のある)本論を先に出しましょう。
・「部活動やクラブ活動」ではなく、「委員会活動や部活動」のほうが適切
中学校にクラブ活動は存在しないので、委員会活動などに変更するほうがよいでしょう。
・「生徒が直面しうる学校内外の様々な場面」を「集団や社会のきまりを守るべき場面において」に変える
私Garudaが序論で書いた「生徒が直面しうる学校内外の様々な場面」では、若干抽象的です。問題文から引用して、「集団や社会のきまりを守るべき場面において」と書いたほうが具体的になります。
総括
細かい修正点を挙げればきりがないですが、できる限り質の高い論文を書くように練習しましょう。
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