記事概要 勉強の出来不出来は才能次第です。9割近くの子どもの学力は、外的要因ではなく、内的要因、つまり遺伝や才能で上下します。日本で最大の人口を誇る東京都において、勉強への才能ある子どもがどのようなヒエラルキーを成形し、どのような学力分布図を成形しているのかを、偏差値等を参考に私Garudaの視点で解説していきます。
中学1年生の学力ヒエラルキー
平均偏差値65以上の私立中学校、国立中学校の生徒の特徴
・異次元の学力
・アスペやサヴァンなど「病気」が入っているというような子どもがたくさんいる
・知能の高さから、公立の通常学級にはなじめない生徒がいる
・共学校では学校生活をうまく送れない可能性のある生徒がいる
・天才8割、病気2割
・勉強以外にのめりこむ趣味がある
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平均偏差値60~65の私立、国立中学校、都立中高一貫校の生徒の特徴
・親(保護者)が高学歴な割合が高い
・秀才9割、病気1割
・偏差値65以上の学校の生徒との学力差は僅差
・公立中学校には馴染めないであろう生徒がいる
・コミュニケーション能力を含め、適応能力が高い
・やればなんでもできるタイプが多い
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平均偏差値55~60の私立、国立中学校、区立九段中等の生徒の特徴
・集中力の高さに関し、その片鱗を見せる瞬間がある
・愛のある家庭で育っている
・努力をすればするだけ成果が出やすい努力の天才型
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平均偏差値50~55の私立中学校の生徒の特徴
・学習面における「天才」はまずいない
・努力の才能があるが、勉強において、努力が結果に必ず直結するとは限らない
・最後までやり遂げる能力を身に着けた子どもが多い
・国数理社の一教科に秀でているタイプもいる
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平均偏差値45~50の私立、評判がいい公立中学校の生徒の特徴
・中学受験対策を始めるのが遅かった子どもも在校する
・自身の勉強の才能の限界に気が付き始めている生徒もいる
・私立中学校受験をする金銭的な余裕はあるが、両親がそれほど高学歴ではないケース
・このレベルの私立中学校生の多くは、東京の西側もしくは東の臨海部等、地価が上昇するエリアの中流家庭の一人っ子
・越境して評判の良い公立中学に入学する生徒
・都立の中高一貫校に不合格で、評判がいい公立中学に進学する生徒
・公立の評判がいい中学校では、ずば抜けて優秀な帰国子女がたまにいる
・国数理社英の一芸に秀でているタイプ
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平均偏差値45以下の私立+公立中学校の生徒の特徴
・偏差値45以下くらいの私立学校の生徒も、公立中学校の生徒も学力の差はほとんどない
・学力レベルでは通常学級のレベルに達しない生徒もいる
・行く価値がないと思われる偏差値45以下の私立中学校
・私立学校では生徒が転校すると利益が減る。生徒(生活)指導が甘くなる
学力ピラミッドの枠外
朝鮮学校を始めとする民族学校の生徒の特徴
・両親が日本人で、身近に朝鮮学校がなかったり、朝鮮学校の生徒の知り合いがいなかったりする場合、縁が薄い学校・生徒かもしれない。
・朝鮮学校には、昔に比べて穏やかな印象がある。
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インターナショナルスクールの生徒
・生徒の能力はピンキリ
・インターナショナルスクールに関しては、英語が上達するという点で、日本における大学受験では優位に立てる可能性はある
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総括
この学力ピラミッドが全て正確というわけではありませんが、妥当な階層図である自負はあります。なんにしても、ほとんどの子どもの学力は環境や教育の質で上がるのではなく、本人の能力で上がります。私Garudaの視点で解説しておりますので、ここは違うのではという箇所がありましたらご指摘ください。
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